部下が仕事できないとイライラしますよねぇ・・・
自分の仕事が減らないし、そもそも仕事が回らないし、教えても教えても全然上達しなかったり
ええ加減にしてくれよ!と思うでしょう。
今回は、そんな仕事ができない部下を持つ上司はどうすれば良いのか、アドバイスしていきます。
少々大変ですが、今頑張れば後で楽できるんで・・・後のケンカ先にしときましょう。(意味は違いますが)
仕事ができない部下、足りない3要素
仕事ができない部下の特徴は、挙げたらキリがありません。
ですので、3要素にまとめます。
色々と「こいつ仕事できねぇな」と感じることはあるかと思いますが、その根本として
- 部下の能力が足りない
- 部下の経験が不足している
- 部下のモチベーションが低い
この3つがあります。
部下の能力が足りない
部下本人の理解力や記憶力、技術力、応用力が足りてないことで仕事ができないと周りに思われてしまうことがあります。
これは管理職がどうこう指導して、簡単に底上げできるものではありません。
ですが、この部下は理解力が足りない!と思ったら、それこそ中学生でも分かるように説明してあげる。
記憶力が足りないなら、そこら中に付箋とか貼っていいから、とにかくイチイチ聞かなくても良いようにする。
このように、足りないものをどうにかして補完してやる方法を取りましょう。
部下の経験が不足している
経験不足による仕事ができない部下は、単純な話
経験をさせれば、部下は仕事ができるようになりますね。
ですので、少しずつで良いので仕事の経験を積ませれば問題は解決します。
ただ、この仕事の経験をさせる方法が難しくて
- 難しすぎる仕事は経験になるが大変
- ちょうどいい仕事だと、経験にならない
このように上手く経験にならないんです。
どのような仕事でも、ある程度は難易度ランキングみたいなものが作れるかと思います。
正しくなくても良いので、そんな難易度ランキングを作っておけば、経験を積ませるための難しい仕事を適切に振ることができるでしょう。
ですが注意することがあって
- 部下が1人でやる範囲を決めておく
- 勝手に仕事を進めないようストッパーをかける
- 多少のミスは覚悟し、フォローできるようにしておく
以上に注意して部下に経験を積ませましょう。
部下のモチベーションが低い
部下のモチベーションが低いのは、さまざまな理由があります。
- 仕事が難しすぎてツラい
- 仕事でミスが多くてツラい
- 人間関係が良くなくてツラい
もちろんプライベートで問題を抱えている場合もあります。
そんな部下をどうこうしようと思っても、実は上司部下の関係が悪くてモチベーションが低いこともあるのです。
じゃぁ管理職はどうしたらいいのかというと
- 部下とのコミュニケーションをちゃんと取る
- 部下の仕事ぶりをちゃんと褒める
- 部下に仕事を適切に振る
当たり前のことですが、案外できてないことが多いので、今までのことを振り返ってみましょう。
これをしないから部下は仕事ができない
『何でやらんねん』だから仕事ができないんだよ、と思うこともありますね。
- 何で黙ってた
- 何でメモ取らんねん
- 何でミスしても謝らんねん
こういう「やらない」系の仕事できない部下はどうすりゃいいのか、こちらでは簡単にアドバイスします。
報告・連絡・相談をしない部下
仕事ができない部下の典型例、分からんのに相談をしない。
ミスした時にすぐ報告しに来ない。
こういう部下には、とにかく「何かあったらすぐ言いにきて」と言った所で通用しないことが多いです。
なぜかというと、部下からすると言いづらい何らかの事情があるから。
- 皆忙しそうにしてて話かけづらい
- 怒られそうで言いづらい
- バカにされたくない
だから「何かあったらすぐ言って」と言うだけでは、報告・連絡・相談をするようにはならないのです。
周りの人に対してガチャガチャ言う人が「相談してね」と部下に言ったところで、部下は相談相手にそんな人を選びません。
相談しても聞いてくれないと先入観を持ってしまってるからです。
ですので、部下に相談しに来いと言う前に相談しやすい人にならないと意味がありません。
その方法は・・・下記の記事で詳しく解説してるので、ご覧ください。
謎に自信満々なだけで仕事ができない部下
無駄に自信が満々なんだけど、メモを取らないもんだから未だに仕事ができない。そんな部下って居ます・・・たまに。
そのような部下にいくら「メモを取れ」と言ったところで聞きません。
調子に乗ってる部下は、身を持って仕事ができてないことを思い知らせるのが1番効くので、アナタの権限内で何とかなる最難関の仕事を振ってしまいましょう。
心配しなくても、そう簡単にこなせる人は滅多に居ません。
ほとんどの人が音を上げます。できたらできたで、本当に優秀なんですからそれはラッキーで良いと考えましょう。
関連記事:優秀な部下を使いこなせないのは、不必要なことを考えているからです
思い知らせた後はちゃんとフォローしてあげてくださいね。
ちなみに、荒療治なので上の人の同意は得ておきましょう。
詳しいやり方は→自信満々っぽい新人のプライドを利用するを参考にしてください。
ミスをしても謝らない部下
仕事ができない部下に限ってミスをした時に謝らないクソ野郎も時に居ます。
そんな部下に対して「謝れや」と叱っても意味がありません。
部下からの謝罪が欲しいために謝らせるのが目的になっていては、話がおかしいでしょう。
部下に反省してもらい、改善してほしいはずです。
なのに着地点を「謝罪」にするから部下との関係がこじれるんですよ。
まず部下にはミスをすることよりミスを隠そうとする方が悪いと伝えましょう。
ミスするのは、しゃーないです。人間ですから。
重要なのはミスしたあとの行動です。
謝罪を受け入れる側にも問題があって、対応をミスっていると部下が素直に謝ろうとしなくなります。
仕事ができない部下をデキる部下にする方法
さて、部下が仕事できないとお困りの上司さんに言いますが
部下は仕事ができないから部下なんです。
仕事ができるなら、部下であっては困ります。少なくとも教える立場にないと能力の無駄遣いになるので。
しかも、部下が優秀で自分の能力に合った仕事をそれぞれ分担して、それで全ての仕事が処理できて、納期までに間に合うなら、管理職なんか必要ないんですよ。
管理職は仕事できない部下のケツを叩くために居ると思ってください。
管理職の仕事を間違えないように
管理職は仕事ができない部下を、仕事ができるよう育てるのが仕事です。
そこの所、間違えないようにしましょう。
もう1つは、部下が機嫌よく仕事できるよう環境を整えること。
部下をおだてろ。ということではありませんが、部下が仕事してくれなかったら誰があなたの部署の仕事を処理するんですか?って話ですわ。
だから管理職は部下が仕事できるようにするとか、モチベーションを上げるのが仕事。
決して今居る部下を監視するのが仕事ではありません。
仕事ができない部下を育てる方法は
これが最適解だと考えます。
- 部下の目の前で仕事をやって見せる
- 部下にその仕事をやらせてみる
- 部下を褒める
シンプルにこれ。山本五十六式で育てましょう。
詳しく解説していると長くなるので、この記事ではここまでにしておきます。
詳細はこちら→基礎から学べる「部下の育て方」完全無料で理想の上司に
まとめ:部下が仕事できないのを部下のせいにするな
「部下が仕事できない奴なんだけど・・・」
— 龍那 (@ryuna_mn) September 18, 2022
と困ってるバカ上司に言っとく
お前は自分で自分の仕事を放棄するつもりか?この給料泥棒が。仕事しろバカタレ
お前が自分の部下を仕事のできるやつにするんだよ
激おこツイートで申し訳ないですが、そういうことです。
確かに部下本人にも問題は色々とあります。
ですが、管理職ってのはそんな部下でも何とか使える奴にするのが仕事の1つなのですよ。
面倒かもしれませんが、そっから逃げちゃダメ。
そんな人でも大丈夫です。
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それじゃ、またの