マネジュク・部下の育て方が分かるブログ

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部下の仕事を把握していない上司に対処する方法、そんな上司にならない方法

部下の仕事を把握していない上司から、仕事をどんどん押し付けられていて困ってんだよ・・・

そんな上司には「ちゃんと部下の仕事を把握してるんですか!?ちゃんと見て下さいよ!」って言っても無駄なんですよね。

上司は部下の意見を基本的に聞いてくれません。

いくら内容が正しくても、上司にもプライドがありますから。

部下の立場で出来る事は、仕事の割り振りがおかしいと思える証拠を握って、上司よりも上の人に相談する事です。

スマホボイスレコーダーでも良いので、証拠を集めてから上司の改善を求めましょう。

上司を変えられるのは、上司自身です。あなたが何かアクションをして変わるようであれば、既に改善していてもおかしくないです。

なので、上司に正論をぶつけるのは止めましょう。あなたの心身が疲れるだけです。

自分自身の作業効率を上げるとか、手伝ってもらうなんて言ってるサイトもありますが、すぐ限界が来るやり方であって対処法じゃないんですよ。頭わr・・・ゲフンゲフン(笑)

もう1度言います。部下が何か言って、上司が変わるワケがないので、証拠を持って上に報告しに行って下さい。

さて、部下の立場から出来る事はこれで以上です。本文は上司の立場から改善する方法をお話します。

上司として把握するべき部下の仕事は

上司として把握するべき部下の仕事は

全ての仕事を把握する事は無理なので、ミスがあると影響のデカい仕事だけは最低限、把握しておきましょう。

極論をいえば、難しい仕事は部下に回さなければ大丈夫・・・

しかし、それでは部下が育たないので、難しい仕事でも任せなければいけませんね。

そんな時に大事なのは部下に任せた仕事を、適度な所で確認する事です。

部下を育てつつも、仕事をミスなく成功させるポイント

  • 部下に仕事を完全に任せるのはダメ
  • 仕事を手取り足取り教えてたら意味がない

だったら、その間を取ればいいだけで

「ある程度キリの良い所で、必ず進み具合を見せに来て下さい」って言っておけば良いんです。

そうすれば部下の仕事を把握しつつも、部下の経験にもなるし、部下は自分で考えたり勉強しながら進める事が出来ます。

部下が今やっている仕事については

誰が、どの仕事を。誰が、今どのくらいの量を。

この2点を把握しておけば、ムチャクチャな仕事の割り振りは無くなるはずです。

別に事細かく何でもかんでも部下の仕事を把握しとかないとイケナイ。という事はなくて、仕事の量がA君が多すぎて、B君が少なすぎるみたいな偏りを無くすためだけに仕事量を把握しておきましょう。

そしたら、とりあえず部下からの不満は減ります。

部下の仕事を把握する、もうワンステップ

部下の仕事を把握する、もうワンステップ

仕事の難しさや、規模も全体の底上げをしましょう。

あの人には簡単な仕事ばかり。この人は難しい仕事!ってしてると、全体の底上げにもならないし、お荷物をずっと抱える事になります。

確かに、人それぞれ頭の良さとか適性が違っていて、なかなか難しい仕事を任せられないなーと感じる部下は居ます。

だけど、いつまでも簡単な仕事ばかりでは、部下の給料だって上がらないし、チームの生産効率は上がりません。

部下の今までの仕事ぶりを見て、ちょっと頑張らないと難しいかな?って思うくらいの仕事を任せてみましょう。

これは感覚なんですが、1人では難しいけど、勉強したり誰かに聞いたら突破できそうなくらい。

そうやって部下それぞれの力量を把握して、難易度の調整をする事も、仕事のデキる上司のやり方です。

一気にやるのは大変なので、少しずつやってみて下さいね。

部下とのコミュニケーションも大事

部下とのコミュニケーションも大事

部下の仕事を把握するためには、部下とコミュニケーションを何度も重ねないといけません。

話すのが苦手だなぁって人は、ぺら1枚の紙でも良いんで部下に書かせるのも1つの手です。

「僕は話すのがちょっと苦手だから、紙に今の仕事の量とか内容をまとめて書いて下さい。その紙を元に仕事の振り方をちょっと変えてみようと思ってるんで、よろしく」

みたいな。

必ず上司であるアナタが中身を読んで、部下ひとり一人に合った仕事の振り方が出来れば誰からも文句は言われないはずです。

喋れないからダメとかそんな事なくて、喋るのが苦手ならどうすれば部下の仕事が把握できるかな?と考えてみましょ。

コミュニケーションスキルを上げたいなら↓

>>【完全版】部下とのコミュニケーションに悩まなくなる方法論

なんし部下とのコミュニケーションが沢山行われてたら、部下の仕事を把握する事は簡単です。

部下に仕事を教える効率的な方法

部下に仕事を教える効率的な方法

部下の仕事を把握するだけで上司の仕事は終わりません。

時には部下に仕事を教えなきゃいけません。

だけど、あなたの部下は何人も居ます。同じ事を色んな人に教えるのは手間ですよね。

なので効率的で部下のレベルまで上がる方法があるので、ぜひ試してみてください。

スライド教育法

仕事をA君に教えたら、次はB君に教える。教える人はA君です。

B君が覚えたら次はC君に、B君が教える。

仕事を覚えたら、別の同僚に教えていく。この方法が最強です。

  • 上司は1人に教えれば良いだけ
  • 教えてもらった人が教えると、記憶定着量が上がる

以上のようなメリットがあります。

2008年2月15日発行のサイエンス誌で、アメリカのパデュー大学のカーピック博士は「入力を繰り返すよりも、出力を繰り返すほうが、脳回路への情報の定着がよい」と報告しました。

人に教えるには、3倍理解していないと出来ない。と言われてる理由がコレ。

教える方は理解してなきゃ教えられないんで、再度情報の整理をしたり思い出そうと努力します。

というわけで、覚えたら実際にやらせてみたり、教える立場に置かせてみてください。

部下のレベルが上がると、把握しておく事は少なくなる

部下の仕事のレベルがスライド教育法などで上がると、上司が把握しておくべき事は減ります。

なぜなら部下1人で出来る仕事が、どんどん増えていくからです。

最終的には小さな仕事であれば上司が「これやっといて」と言う前に部下が仕事を取ってしまって、片付けてしまいます。

ぶっちゃけ、部下の仕事を把握しなきゃイケナイ!って状況は、部下との間に信頼関係が成り立ってないのが原因なんです。

なので、ここまで来れば把握しておくべき事は少ないはずです。

部下の底上げは、自分の立場が危うくなるんじゃねーかと思いますが、部下を育てた実績があるので、更なる昇進が見えてくるはずです。

安心して部下を育てましょう。

まとめ:部下の仕事を把握していない上司は、成敗を

部下の仕事を把握していない上司は、成敗を

部下の立場で上司に対してアクションする事は無いです。

いかに無能で無茶振りをしているのか、その証拠を集めて偉い人に暴露しましょう。

それで解決。

上司の立場から改善しようと思ってるなら・・・以下のステップで

  • まずは部下の仕事量を把握する
  • 次は仕事の難易度まで把握して、部下の底上げを狙いにいく
  • 部下に仕事を覚えてもらう

これで全体の底上げができます。

本題からズレてない?と思うかもしれませんが、部下の仕事を把握しなきゃいけない状況から改善できてるんで間違いないです。

それでは、またの。