
部下が言うことを聞かない
どうしたら聞いてくれるの?

逆に、部下の話は聴いてる?
そこに原因があるかも
今回は、部下が言うことを聞かない事に悩んでる管理職の人へアドバイスします。
本記事の内容
- 部下が言うことを聞かない3つの理由
- 部下が言うことを聞かない原因
- 問題の解決法
目次
部下が言うことを聞かない3つの理由
- 部下の話を聴いてない
- 部下の事を信用していない
- 部下からナメられてる
つまり、部下との人間関係が悪かったり、部下があなたの事をナメてるんです。
まず、やるべき事は、あなたの日常の行動から見直す事。
なんでかっていうと、人は感情で動くから。
では、質問です。
こんな上司の言うことを、聞こうと思いますか?
- 一方的に言ってきて、こちらの意見を聞こうとしない
- 仕事を全然任せてくれない
- 全然叱る事をせず、穏やかで気が弱そう
それでは、日常の行動を見直してみましょう。
日常の行動をチェックしてみましょう
いくつ当てはまるか、チェックしてみましょう。
- 自分が間違えたら、謝る
- よく「 ありがとう 」と言う
- 良くない事は、ちゃんと指摘する
- 大きな声で叱らないようにしてる
- 感情的にならないよう、注意してる
- 話を聴く時は、メモを取る事もある
- 部下の話をなるべく聴こうとしている
- 自分にも厳しくしている
- だけど部下に押し付けるまでの事はしない
- 仕事を任せるけど、最後の責任は自分にあると考えてる
9~10の人 → 素晴らしいです このブログは、あなたに必要ありません
6~8の人 → もうちょっと頑張りましょう でも、良い上司です
3~5の人 → 頑張りましょう これからも勉強と実践を積み重ねましょう
0~2の人 → だから、部下が言うことを聞かないんです
部下が言うことを聞かない原因の改善方法
主な原因は、5つ。
- 部下に指摘ばかりする
- 部下の話を聴いてない
- 部下の事を信用していない
- 部下にナメられている
- 部下に尊敬されてない
では、それぞれの改善方法をアドバイスします。
部下に指摘する時のコツ
頭ごなしに否定しない事。
言われる方が「 イラッ 」としますからね。
では、具体例を見てみましょう。
あなたは、上司の仕事を任されました。
完成した仕事を持って行った時の、上司のセリフです。
「 ……ここ、間違えてるからやり直して 」
「 お~、ありがとう。助かったよ。……あ、ここ、間違ってるから、やり直してくれないかな? 」
どっちの方が、聞いていて気分良いか、分かりますよね。
つまり、まずは仕事をしてくれた事を褒める事。
こういう、ワンクッションが、良いんです。
あと、気を付ける事は、3つ。
- 感情的にならない事
- ちゃんと理由を説明する
- 遅刻程度でいちいち指摘しない事
ヘタな指摘ばかりするから、部下が言うことを聞かなくなるんです。
誰だって、ガンガン否定されたら、気分悪いですからね。
上手く指摘しましょ。そうすれば、部下が言うことを聞くようになります。
部下の話を聴く時のコツ
気を付けるポイントは、3つ。
- 話をちゃんと聴く
- 答えを持たないで聴く
- 言葉になってない言葉を聴く
さて、具体的にどうすれば良いか、説明します。
話をちゃんと聴く
- 笑顔で聴いてあげる事
- メモを取ると、効果大
- 耳だけで聴かず、自然と相槌を打つ
- 話している方を向き、顔を見る
相手が話しやすいような雰囲気を作ってあげましょう。
内容によってはメモを取る事で、「ちゃんと聴いてくれてる」と部下が感じてくれます。
こうする事で、部下が言うことを聞かないって事は減ります。
答えを持たないで聴く
- 相手の話を深掘りする
- 解決策が出てきても、言わない事
- 役職が高い人、能力が高い人は、解決策がすぐ出るから注意
- 女性は答えを求めてない傾向が強いので、注意
この部分は、あなたのためです。
答えが思いついてしまうと、相手の話を聴いているようで、全く聴けなくなってます。
見当違いの答えを聞かされたり、求めてもないのに、解決策を言われたら、「 この上司は、俺の言った事、聞いてないな 」と思います。
コレが、部下が言うことを聞かなくなる原因の1つです。
言葉になってない言葉を聴く
- 相手の気持ちを想像する
- 相手の表情の変化に注意する
- 100%本当の事を言うとは限らない
誰もが、本音で全て話すとは限りません。
一部分を隠したり、濁す事は、よくあります。
だからといって、無理に踏み込むのは、ダメ。
メチャクチャ上手い人は、相手の感情を感じ取って、どういう言葉を追加で与えれば、元気になるか考えてます。
神技のように思えますが、部下の表情の変化や、クセを見極めれば、出来ますよ。
鍛える方法は、相手の頭の中のセリフを、勝手に想像する事。
何度も繰り返す事で、細かな表情の動きや癖から、部下の考えている事を感じ取れるようになります。
なぜ、話を聴く事が重要なのか
自分の話を聴いてくれない人の話を、聴こうと思わないから。
例えば
「 俺に口答えするな。俺の言う通りに仕事をしてりゃいいんだよ 」
って言う上司が居たら、あなたは、そんな上司の話を聴こうと思わないでしょ。
そういう事。
だから、部下の話をまず聴かないとダメなんですよ。
部下の事を信用する行動とは?
仕事を任せる事。
仕事を任せるって事は、それなりの信用がないと出来ない事ですよね。
何故これが、部下が言うことを聞かない事と関係するのかというと・・・
- 言うことを聞かない原因の1つが、信用
- 自分が、相手に信用されてないと感じると、信用しなくなる
- だから、信用している事を行動として示す → 仕事を任せる
こういう事
では、仕事の任せ方をアドバイスします。
- 1番重要度の低い、自分の仕事を1つ任せる
- 任せる人は、最も信用できる部下
- 任せた仕事が出来たら、部下より経験の短い人に教えさせる
- 次の人が出来るようになったら、新たな仕事を任せる
- 3と4を繰り返す( 経験の浅い人へ、シフトしていく )
- 少しずつ自分の仕事を手放す
この手順で、やってみましょう。
すると・・・こう変わります。
- 部下のレベルが上がる
- 部下が信用してくれるようになる
- あなたの余計な仕事が減る
信用が貯まると、部下が言うことを聞かないって事は、無くなります。
部下にナメられなくなる方法
ダメな事は、ちゃんと指摘する事。
優しい事も大事ですが、言うべき時に言わない上司に存在価値は無いです。
部下にナメられたら、そりゃ、言うことを聞かなくなります。
部下に正しく指摘するポイントは
- 頭ごなしに否定しない事
- 感情的にならない事
- ちゃんと理由を説明する
- 遅刻程度でいちいち指摘しない事
でしたね。もう1度、関連記事を貼っておきます。
部下に尊敬される方法
ポイントは3つ。
- 言う事と、やる事を一致させる
- 自分の行動に責任を持つ
- 自分が間違えたら、謝る
特に重要なのが、言う事とやる事を一致させる事。
一貫性がある事は、社会的に価値がある事だと、脳に刻み込まれている事です。
しっかり押さえましょう。
尊敬されるような上司になれば、こっちのもん。
部下が言うことを聞かないなんて事は、なくなりますよ。
結論 部下が言うことを聞かないなら、自分の行動を見直す
部下に原因があると思っていると、一生、そのままです。
自分の行動を客観的に見て、「言うことを聞こう」と思えるような人かどうか、見直すべきです。
具体的に、どういう点を見直すか・・・
- 部下に指摘ばかりしてないか
- 部下の話を聴いているか
- 部下の事を信用しているか
- 部下にナメられてないか
- 部下に尊敬されてないか
自分の立場を利用して、短期的に効果を出す方法はあります。
でも、それは本当に短期的で、絶対に長くは続きません。
人は、誰かにコントロールされる事は嫌ですからね。
短気は、やめましょう。
回りくどいですが、他人の変化を望むなら、自分が変わるしかないんです。
あなたが変われば、周りも影響されます。
頑張りましょう。
この記事は、これで以上です。最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
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