2020年4月頃から急速に普及したリモートワーク(テレワーク)
新型コロナウィルス感染拡大を防止するため?に導入できる所は一気に導入を開始しましたね。
仮にコロナが収束。またはインフルエンザに近いレベルにまで弱毒化した場合でもリモートワークは続けるべきかどうか、今回は私なりの考えを好き勝手に書きます。
リモートワークは今後も続けていくべき
結論からいうと、私の考えは「リモートワークは続けるべき」です。
その理由は3つ
- 社員のストレスを軽減
- ブランドイメージの向上
- 茹でカエル戦法にも使える
デメリットもありますが、プラス面もある事をまずお伝えしておきます。
社員のストレスを軽減する理由
第一に通勤のストレスをゼロにする事が出来ますよね。
これがかなりデカくて、都市部なら満員電車にギュウギュウになりながら通勤してきて、帰りもまともに座れやしない。
確かに電車通勤でも、ちょっとした運動にもなるけど通勤で疲れるんですよね。
車通勤も同じで、結構疲れます。
しかも、朝は早めに起きて準備しないといけない。
仕事が終わってから自宅まで1時間近くかかるなんてザラ。
体の休まる時間が通勤時間によって削られるんです。
だけど、リモートワークはそんな通勤時間が無くなるので、プライベートな時間を2時間前後増やす事ができます。
周り回って仕事の能率アップにも繋がるし、支給している交通費を減らす事もできます。
ブランドイメージの向上になる
このご時世でリモートワークしてないとか、遅れてるね。
なんて言われるよりは、導入してます!と公表する事で、常に変化や挑戦をし続ける企業なんだと印象付ける事ができます。
新卒からの印象も良いですし、銀行からの印象も良くなるでしょう。
ぶっちゃけ、成長や挑戦が見えない会社に融資する気にはならないと思いますよ。
というわけで、出来るだけリモートワークにした方が有利に働きますよ。
茹でカエル戦法に利用できます
これは悪用厳禁なんですが・・・
リモートワークにすると、出勤の手間がなくなるので当然ながら家に居ながら仕事ができます。
ということは、子を身ごもった女性でも家で仕事できるし
パートナーが妊娠した男性社員を家で仕事させる事も出来るんです。
何が言いたいのか、というと働き手のプライベートを充実させる事にも繋がるんですよ。
特に男に利用すると、守るべきものを安心して作らせる事が出来るんですよね。
まだ独身で、どうとでもなる人を使い倒す事のは時間がかかります。
だけど、結婚させて子供を作らせちまえば、嫌でも仕事をせざるを得ない事になるんです。
そう、社員の家庭を充実させる方法としてリモートワークを利用。
実はプライベートの地盤を固めて、仕事しなきゃ!という状況に追い込みます。
これで簡単に仕事を辞めなくなりますよ。(笑)
コスト削減できた実例
- D製造業株式会社
- 導入コスト:1000万円
- 固定費削減効果:年間5600万円
このような事例が、厚生労働省委託事業のテレワーク相談センターに掲載されていました。
必ずしもどの会社でもコスト削減できるのか、と聞かれたら確実ではないのかもしれませんが、コスト削減の効果は期待できる。と考えて良いと思います。
会社の損益分岐点を改善する方法の1つとして、経費の削減はよく用いられる手法です。
ですが、経費の削減といっても簡単にできる事ではありません。
とはいえリモートワークの導入を行う事で実際にウン千万円のコストを削減できた事例もあるので、まだリモートワークを導入していない所は検討するべきではないでしょうか。
もちろん、コロナ過の影響で始めた企業も、仮に今後収まったとしてもリモートワークは続けた方が得なはずです。
リモートワークで起こるデメリット5選
リモートワークは良いぞ。と言ってきましたが、デメリットもあります。
- 社員同士のコミュニケーション量が減る
- 業務上の管理などが難しくなる
- セキュリティリスクが起こる
- 運動不足やサボりが起こる
- 勤怠管理システムが必要
では、こいつらを1つ1つ解決していきます。
社員同士のコミュニケーションはソフトで解決
今はLINEやChatwork、Zoom、Discordといった無料ソフトなどがあります。
まぁLINEはあまり使用するのをオススメしませんが・・・
Chatwork、Zoom、Discordはインターネット回線を直接使用するので、情報漏洩はそうそう簡単に起こりません。
ネット回線だって危なくない?と思うかもしれませんが
データ通信の内容が簡単に暴かれるようでは、今頃世界は大混乱です。(笑)
ネット回線も当然のようにセキュリティもかかっていれば、暗号化もされています。なので安心してください。
こういったコミュニケーションツールを利用して、気軽に言葉のやり取りが出来るようにしておけば、コミュニケーション不足は解消できますよ。
>>リモートワークで部下とのコミュニケーションが減った時の対処法でも解説しているので、ぜひご覧ください。
業務上の管理などが難しくなる
仕事の管理や人事評価の管理。マネジメントが難しくなりますよね。
それもChatwork、Zoom、Discordといったコミュニケーションツールで補う事ができます。
常に繋げておく事がストレスになる事もありますが、そこは仕方がないと思わないといけない部分もあります。
逆に、いつもなら話掛けづらいなぁと思っててタイミングを逃してたけど、文字のやり取りにする事で、気軽に個別にメッセージを送る事もできます。
セキュリティリスクが起こる?
ネット回線のセキュリティリスクは基本的に大丈夫ですし、パソコン自体もセキュリティはかなり強固です。
Windowsであれば、無料でマイクロソフトの強力なセキュリティソフトがぶち込まれているので、余計なセキュリティソフトを買う必要性がありません。
セキュリティリスクが起こるとしたら、パソコンデータを何かの記録媒体に移して、それを紛失するとか。
カフェとかでパソコンを利用するといった事が原因です。
今はGoogleドライブなど、ネット上に共有フォルダを作れる時代です。
わざわざ持ち出すのではなく、セキュリティのかかった所に保存しておいて、どこからでも引き出せるようにしておけば、データを持ち運びする必要がありません。
あとは外で作業しないようルールを決めておく。
このような対策を行いましょう。
運動不足やサボりが起こる
自己管理ができない社員がいると、リモートワークにする事でサボってしまいます。
会社に居るし、周りに他の人が居るから、クソだるいけど仕事するわー
という人も居れば、責任感が強くて家だろうがバリバリ仕事する人も居ます。
なので自分で切り替えがちゃんと出来る人じゃないと、リモートワークにしてもマイナスを発生させてしまう場合があります。
あとは、社員の運動不足がヒドくなると言われてるので、健康リスクにも繋がります。
運動を促すよう、管理職や会社から伝えるのも良いかと思います。
勤怠管理システムが必要になる
リモートワーク最大のデメリットは勤怠管理が大変になる事です。
会社に行けば、何かしらの打刻をするんでしょうけど、リモートワークだとそうはいきません。
なのでウェブ上で打刻できるようなシステムを用意するとか、仕事している時間を記録するなどの新たなシステムを入れないといけなくなります。
自己申告制だと、本当かどうか確認できないですよね。
そこで最近は、オンラインで労務管理が出来るようにしようという流れになってます。
まずは資料請求からしてみては、いかがでしょうか。
まとめ:リモートワークはいつまでやるべき?
新しい生活様式の1つとして生まれたリモートワークですが、今後も続けていく方がお得な事が多いと考えられます。
なので、まだ導入されてない企業は前向きに検討してみてはいかがでしょうか?
デメリットもありますが、ほとんどは簡単に回避できます。
またリモートワークの良い所は、公共交通機関の運休などに左右されないのが良いですよね。
台風や豪雨によって計画運休になる事も、ここ数年はあります。
そのせいで出勤や帰宅が困難になる事も。
でも出勤はしないといけない・・・ブラック企業かよ!って言われそうな状況がリモートワークで無くなります。