
新人がすぐ辞めてしまうんだけど
どうしたら良い?

社内の人間関係は大丈夫?
今回は、新人が辞めない会社とは、どんな会社なのか解説しますね。
本記事の内容
- 新人が辞めない会社環境の作り方
- コミュニケーションのコツ
- 採用のポイント
目次
新人が辞めない会社は、人間関係が良い
社会人の40%がストレスに感じる事が、人間関係だからです。
2つのグラフを出しましたが、コミュニケーションが大事だって事が、分かりますね。
だから、新人が辞めない会社を作るなら、特に人間関係を優先的に改善しましょう。
人間関係を良くする方法
ポイントは2つ。
- 相手の事を認める
- 相手の関心事に関心を持つ
では、それぞれ解説します。
相手の事を認める
新人は、すぐに仕事をこなせないからこそ、仕事した事を褒めましょう。
すぐに仕事が出来ない新人を見て
「俺も最初はそうだった」
「ゆっくり覚えれば良いから」
こんな、共感や、許可だけじゃダメなんですよ。
なんでかっていうと、誰かから認められたい欲求があるから。
どういう言葉を掛けてあげればいいか、というと
「今日もありがとね」
「今日は、どんな仕事覚えたの? そうか、頑張ってるな」
こうしましょ。
相手の行動を褒めるような、言葉を掛けてあげましょう。
行動を褒める事が出来た方は、私が今まで見てきた73人の中では7~8%でした。
つまり、ほとんどの人が出来てないんです。
相手の事、認めましょ。
なぜ、相手の事を認めると良いのか
人は、誰かから認められたい欲求を持っているから。
そのマズローの理論を簡単にまとめた図は
人は誰でも
- 他人から認められたい
- 自分の価値を認められたい
と思ってます。
だから、ブランド物を身に付けたり、自分を良く見せようとするんです。
この承認欲求を満たす事で、自己実現の欲求を満たそうとします。
まれに、独立開業を目指す人は出てきますが、かなり少数です。安心して下さい。
独立開業に興味がある と回答した人 40.5%
【2020年版 意識調査】 独立・開業に興味がある人の割合 マイナビ独立
興味があって、独立の準備をした もしくは起業した人 19%
連動したデータではないですが、計算すると、全体の7.7%が準備または起業してます。
だから、安心して新人が辞めない会社づくりの為にも、相手の事を認めましょう。
相手の関心事に関心を持つ
相手の関心事に関心を持つと、話掛ける言葉が、変わりますよ。
例えば、いつも早く帰りたそうにしてる新人が居たとしましょう。
その時、あなたがどう思うか。
- こいつは、仕事より遊びたいだけなんだろう
- この新人は、早く帰って、何かやりたい事でもあるんだろうか
こんな考え方の差が生まれます。
勝手に新人の事を決めつけて、「 何そわそわしてるんだよ!仕事しろ! 」って言うから、新人が会社を辞めるんです。
だから、こうしましょ。
「 何か楽しみにしてる事でもあるの? 」
そしたら、答えが返って来るかもしれないし、濁すかもしれない。
濁した場合は、無理に聞こうとしない事。
あとは「 そうか 」と受け止めて「 もうちょっとだから頑張ろう 」と言いましょ。
そして、サラっと新人の仕事を持って行くと、カッコいいですね。
だから、相手の関心事に関心を持ちましょう。
新人が辞めない会社は、ミスマッチングが無い
いわゆる、「思ってたのと違う」ですね。
なんでこうなるかというと、原因は3つ。
- 求人広告や面接で嘘を吐く
- 内定者フォローが出来てない
- 新人が思う理想と、現実のギャップにフォロー出来てない
求人と実際の食い違いを無くす
例えば
- 当初の部署と違う
- 残業が多い、休日出勤がある
- 賃金規定が聞いていた事と違う
こういった食い違いがあるから、新人が会社を辞めるんです。

本当の事を書いたら、誰も応募してくれないよ

だったら、先にやる事は、環境を整える事です
働く時間を長くする事で、成果が出ると考えてたら、相当頭悪いです。
長くすればするほど、残業するし、社員は疲れます。
残業代というコストがかかり、社員のパフォーマンスが落ちる。
そんな状態で、どうやって成果が出せるのか、聞きたいです。(笑)
労働環境が悪いなら、ウソを吐くんじゃなくて、先に改善する事。
これが、新人が辞めない会社を作る方法です。
内定者フォローを上手くこなすコツ
ポイントは2つ
- 内定者の不安を解消する事
- 内定者が、「 本当に会社から必要とされてるんだな 」と感じる事
内定状態の子は、不安がメチャクチャあります。
だから、不安を出来るだけ解決出来る、コミュニケーションの場を作る事。
色んな質問に答えてあげましょ。
理想と現実のギャップを埋める方法
今、任せている仕事や学んだ事を、ちゃんと褒める事。
どうしても、最初に出来る事って、ショボいんですよね。
だから「何か、こんなんじゃないんだよな」って思うんです。
理想の仕事をする為に必要な、地盤形勢がついゴミに見えるんですよね。
どうするかっていうと、今、任せている仕事や学んだ事を、ちゃんと褒める事。
結局、誰かの役に立つ事で、人って幸せを感じるんです。
これはお金の使い方の話ですが、根本的に同じです。
誰かの為になる行動をする事で、幸福を感じられるんです。
だから、新人の仕事を「当たり前」だと思わない事。
「今日もありがとね」
「今日は、どんな仕事覚えたの? そうか、頑張ってるな」
このような言葉を掛ける事で、新人が会社を辞めなくなります。
新人が辞めない会社を作りあげる、新人教育法
まず、ポイントが3つ。
- 指示を的確に出す事
- 仕事の価値を伝える
- 承認する事
では、それぞれ解説します。
指示を的確に出して、すれ違いを無くす
最初は、1~10までちゃんと説明、指示をする事。
「 なんで次の人の事を考えて出来ないんだよ 」って後から追加注文する人が居るから。
あと、口に出さなくても、イライラする人って居ますね。(笑)
そう。あなたがイライラしない為に、指示を的確に出すんです。
追加注文したり、イライラする事で『 人間関係が悪い 』って理由が出来てしまいます。
100%あなたの言葉不足です。
思い通りの仕事を求めるんなら、全て的確に指示を伝えましょう。

指示待ち人間にならない?

そうならない方法をまとめた記事を書いてます
仕事の価値を伝えて、モチベーションを維持
ぶっちゃけ、新人がスグ出来る仕事は、あんま価値が無いです。
でも、使える言葉はあります。
それは、感謝を伝える言葉。
最初は、誰かから仕事を任せられたり、責任の軽い仕事からやります。
そんな仕事でも、誰かの役に立ってるんだ、と感じさせる事が出来れば、十分。
つまり、ちょっとした事でも、ちゃんと「ありがとう」と伝える事が、新人のモチベーション維持になるんです。
あとは
- 会社が社会にどう貢献しているのか
- 会社でどういう役割を果たしているのか
こういう事を伝えましょう。
丁寧なコミュニケーションを取る事で、新人が辞めない会社を作る事が出来ますよ。
承認する事
とにかく褒める事。
究極的には、会社に来た事を褒めるくらいのレベルで、褒めましょう。
そこまでされたら、
「 俺って、ここ(会社)に居なくても良いんじゃね? 」
なーんて、思わなくなりますよ。
だから「 相手の事を認めましょう 」「 感謝を伝えましょう 」って言ってるんです。
結果が出なくても、相手の行動を褒められた(承認した)管理職は、たった7~8%だったんです。
あなたも、超レアな管理職になりましょう。
新入社員の育て方 タイプ別
当ブログでは、大まかに6つのタイプ別解決法を書いてます。
まとめ記事も用意してるので、サクっと読みたい方は、下の記事を読んでみて下さい。
結論 新人が辞めない会社の作り方は、コミュニケーションの見直し
新人が会社を辞めない環境を作るには、とにかくコミュニケーション。
なぜなら、離職の原因の中でも、1番に多いから。
重要なポイントは
- どんな事でも褒める事
- 感謝する事
ここを押さえておくと、たった7~8%の超レア上司になれます。
頑張りましょう。
新人を採用する前に気を付ける事は、以下の3点
- 職場環境を整える
- 求人や面接で嘘を吐かない
- 内定者フォローを行う
新入社員の教育方法は、相手の性格などによって変える必要があります。
間違えると、あっという間に離職コースに乗るので、気を付けましょう。
この記事は、これで以上です。最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
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