マネジュク【部下の育て方が分かるブログ】

「 私、それだ 」と気付き、学べる 職場での悩みに特化したブログ

手遅れになる前に対策を。部下の退職を防ぐ方法

部下が退職したいって言って来た。もう手遅れでしょうか・・・とメチャクチャ困った感じで質問する方が居ます。

はい、手遅れです。

下手に引き止めようとしても、部下の意思が既に傾いてるんで引き止める事自体が難しいですし、引き止めたとしても今後続けてくれるかどうかも微妙です。

なのでこれから同じ事が起こらないようにする方が、時間も体力も最小限に済ますよ。

部下の退職を防ぐ方法は3ステップで完了します。

  • 退職を匂わせる兆候やサインに気付く
  • 部下との面談を行う
  • 職場環境を整える

退職してしまう部下の事を考えても手遅れです。諦めて今居る部下の事を見ましょう。

そもそも、よっぽど手放したくない人材なら大切に扱ってるはずです。

退職しそうな部下の兆候、サインに気付く方法

退職しそうな部下の兆候、サインに気付く方法

部下の退職のサインに気付くには、どんな兆候を見せるのか知っておくのが1番早いです。

部下の事を常に観察する訳にはいきませんが、退職を匂わせる行動を見た時に気付きやすいですよ。

退職しそうな部下の兆候・サイン

もう手遅れの状態と思われる部下のサインは省きます。

空き時間などに調べものをしている挨拶しなくなる
急に資格などの勉強を始めた目を見て話さない
「他にやりたい事がある」と言ってる会話や態度が冷たくなった
日頃の生活習慣が変わったコミュニケーション量が減った
不満をいつも言っている単独行動が増えた
飲み会などに参加しなくなった就業規則を調べてる
私用の電話が増えた身だしなみが変わった
遅刻早退が増えた残業しなくなった
有給を急に取り始めた情緒が不安定
仕事の能率が落ちた仕事に対して消極的になった
ノルマを気にしなくなった

種類が多いですが、頭の片隅にでも入れておけば部下の言動を見て引っ掛かるものが見つかるかと思います。

以上の兆候はまだ退職を決断する前の段階です。

どうしてそんな行動をするのか。部下のサインを見てしまった時にどう対処すればいいのか。それは以下の記事にまとめるので、そちらからどうぞ。

部下のサインに気付くには時間に余裕を作ろう

部下のサインに気付くには時間に余裕を作ろう

シンプルに時間を作るしかないです。

管理職でありながら自分の仕事を抱えている人はメチャクチャ大変かと思いますが、部下の表情や仕事に対する姿勢。どんな愚痴を言っているか・・・を気にしないと部下の退職のサインに気付く事は出来ません。

なので今後の予防法にも繋がりますが、部下の事をよく見れるだけの余裕が必要です。

そのためには、自分の仕事を部下に任せないといけません。

1番歴が長い部下の状況によりますが、無理のない程度で仕事を振ってしまいましょう。

特に自分の仕事を任せる場合は、責任を取るかどうかがポイントです。任せておいて部下に責任まで負わせたらダメです。

次に必要なのはメリット。

仕事をお願いする以上は、査定をアップするとかのメリットは付けないとやってくれないでしょう。

ただ、モチベの高い人であれば、こんな言い方も出来ます。

  1. 次はA君が俺のポジションになる事
  2. 今のうちに仕事を経験しておけば、もっと早く次のステップに行けるかと思う
  3. やってみない?

こう言えば、意識の高い部下ならやってくれます。

部下に仕事を任せる時のコツは以下の記事でもっと詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

部下とコミュニケーションを取る

部下とコミュニケーションを取る

部下が退職を人知れず決めてしまうのは、コミュニケーション不足が原因です。

なんて言いましたが、コミュニケーションがそもそも上手くいってりゃ、人間関係で部下が悩むことはないんですよ。

だから手遅れになる前にスグにでもコミュニケーションは増やしましょう。

部下とのコミュニケーションを上手く取るコツは色々とありますが、まずは部下の関心事に関心を向けてみる事。

そうすれば部下は心を開きやすいです。

冬になったらスノボーを滑りに行く部下には、今年の冬はどうするの?とか、どんだけ滑れるの?とか。相手の興味のある話題を投げかけると良いですよ。

もちろんそんな事をしたからといって、100%喋ってくれるとは限りませんが、心に刺さらない話をするよりはマシです。

部下とのコミュニケーションを上手く取る方法は、下記リンクでもっと詳しく解説しています。参考にしてみてください。

手遅れになる前に退職しそうな部下と面談をする

手遅れになる前に退職しそうな部下と面談をする

退職のサインを出している部下を見つけたら、早急に1対1で面談をした方がいいです。

部下本人は、面談したところで悩みを解消できるとは思ってませんが、そのまま溜め込まれたら手遅れになってしまうので、部下の悩みを聞き出してみましょう。

部下を面談に誘うテクニック

部下なので基本的に上司のお願い事は聞いてくれると思いますが、上手くいかない事もあるかと思います。そんな時のコツをお教えします。

  • 昼食後のタイミングを狙う
  • 面談の時間は就業時間中にする
  • あえて13分とかのキリの悪い時間だけでも・・・とお願いする

人は食後、血糖値が上がったタイミングの方がYesと答えやすい実験結果が出ていて、半端な数字に対しても疑問を感じて引き受ける確率が上がると言われてます。

あとは部下の休憩時間をこっちの都合で削らないための配慮です。

試してみてください。

部下の話を聞く時のポイント

部下の話を聞く時は全身で聞く体勢を作ってください。

  • メモとペンをすぐ出せるようにしておく
  • 部下の話をしっかり聞いて、適度に相槌を打つ
  • 部下の話を否定せず、共感するように

ついつい口をはさみたくなるかもしれませんが、口を挟んでもあまり良い事はありません。

そうなんだね、と聞いてあげるだけでも部下の心は軽くなる事があります。

それからアドバイスが必要かどうかは本人に聞いてみましょう。

部下の悩みは人それぞれです。仕事が向いてないと感じてる部下には

人間関係に悩んでいるのなら、以下の記事を参考に現場の改善を試してみましょう。部下に対して考え方を変えてみようなどとアドバイスはしない方が良いです。

家庭環境の急激な変化が原因の場合、会社としては勤務体系や時間の変更をする必要が出るかと思います。

これだけは仕方がないので、大変だったね・・・と言ってあげると、部下の気持ちは多少ラクになるのかなぁと思います。

部下から相談を聞く時にミスると、一気に手遅れになる可能性が高いので、気を付けて下さいね。

そもそもどう話を切り出すべきなのか

そもそもどう話を切り出すべきなのか

ストレートに悩みは無い?と聞いたところで話してくれるかどうかは分かりません。

なので、調子はどう?とか最近は休みの時に何してるの?と世間話程度が良いと思います。ちなみに、そのくらいの関係性なら、わざわざ個室を用意するんじゃなく、業務の合間に話しかける方が良いのかもしれません。

すると最近の仕事の具合やプライベートなちょっとした面を知れる可能性があります。

そんな話から今の部下の状態をより細かく把握しましょう。

あなたのこれまでの積み重ねが良ければ、ポツポツと今の苦しい状況を愚痴ってくれるかもしれません。

直接的な事を聞けなくても大丈夫

具体的な事を聞けなくても、何となく「こいつ辞めそうだな」ってのは感じ取れるかと思います。

よっぽど嘘を吐き慣れてないと、仕草や顔に出るものなので。

そんな部下が居たら、注意して部下の事をみておきましょう。知らん間に手遅れになってしまうので、注意してくださいね。

部下の観察と同時に、本当はどんな事で悩んでいるのか観察して特定し、部下がイキイキと働けるように職場環境を改善していきましょう。

大変ですが、環境の改善をしないと部下の退職はいつまで経っても止められません。

部下が退職しないような職場環境の作り方

部下が退職しないような職場環境の作り方

部下が「この職場が俺の居場所だ」と思える環境にするのが答えに近いと思います。

それはどんな職場環境なのか、まずはそっから考えてみましょう。

部下が退職したくない職場

  • 成果を上げたらちゃんと褒めてくれる職場
  • やりたい仕事を任せてくれる職場
  • 上司からの無茶ぶりが無い
  • 職場イジメが無い
  • 仕事にある程度余裕があって、ギスギスしてない

こんな職場だと思います。

部下の悩みを聞いた上で改善できることがあれば、悩みに合わせて職場環境を良くしてみましょう。

部下が退職しないような職場環境にする方法

まずチェックするべきなのは、部署内メンバーの人間関係です。

我慢できない職場のストレス

仕事を退職したいと考える時の上位に来るのが職場内の人間関係なので、真っ先に注目しましょう。

次に気を付けるべきことは、上司自身。

どんだけ部署内の結束が良くても上司がクソだと、働く気がなくなりますよね。

  • 相談してもマトモに聞いてくれない
  • 手柄は上司のもの
  • 口を開けば文句や嫌味ばかり

こんな上司だとイヤですよね。

理想の上司像というのはそれぞれ違いますが、アンケート結果はこちら。

理想の上司像

引用:明治安田生命 理想の上司アンケート調査(新入社員)pdf

親しみやすい。頼もしい。優しそう。実力がある。という理由でランクインしています。

特に親しみやすさはポイントが高いようです。

こんなTOP3となってました。同じく親しみやすさ。そして、しっかり者という印象を持った芸能人がランクインしてました。

迷ったら「親しみやすい上司」になるよう頑張ってみましょう。

親しみやすい上司になる方法

どんな人でも親しみやすいような雰囲気を出す事はできます。

  • 部下の話をちゃんと聞いてあげる
  • 普段から穏やかに話し、表情も柔らかく
  • 自分の弱点をさらけ出す

部下が相談してきた時に「あ?そんなん自分で何とかしろや」と言うんじゃなくて、どうした?と親身になって聞いてあげる事。

あとは人間味を出す。

無理してドジをする必要はないですが、上司だから常にしっかりしてなきゃいけない。なんて事をしなくて良いんです。

ありのままで良いんですよ。

もし部下が退職してしまっても、後悔しないように

もし部下が退職してしまっても、後悔しないように

色々と頑張ったのに、また部下が退職してしまったらショックを受けるかと思います。

ですが、あなたが全てやり切ったからといって部下の退職を必ず食い止められるとは限らないです。

なので、あまり自分自身を責めないようにしてくださいね。

人それぞれ相性がある

部下も上司も人間なんで、それぞれ相性があります。もちろんメンバー同士も、それぞれ違う。

その中で、どうしても相性が絶対に合わない人ってのは、わずかな確率で出てきます。

なので上手くいってたのに部下が退職しちゃった時は、仕方が無い事があったと考えましょう。

仕事が合わなかったのかも

仕事が合わなかったのかも

仕事が向いていないと感じて、辞めてしまう部下も居ます。

もう辞めてしまうのなら手遅れに近いですが、仕事が合わない事だけが理由ならまだ何とかなるかもしれません。

仕事の相性ってのは勘違いの場合と壁にぶつかってるだけの場合があって、簡単に判断が出来ないからです。

もし仕事が向いてないと感じている・・・と部下が相談しに来た時は「そんなことないよ」と下手に言う事だけはしないで下さい。

どうしかというと、その後に明確な理由が聞けなかったら、あぁただ慰めで言ってるだけじゃん。って思われるからです。

その話し合いが終わった後、仕事辞めよっかなって気持ちが更に強くなって手遅れになってしまいます。

じゃぁ、どうすりゃいいんだよ!

どうして仕事が向いてないと思うの?って逆質問してみましょう。

相談しに来てくれたという事は、まだ手遅れになってません。なぜ向いていないと感じているのか、何となく分かるかもしれません。

自己分析がキッチリ出来ている人なら、明確な理由が出てきますし、ただ仕事が上手く行ってないだけって人なら、最近のミスとかを理由に挙げてきます。

前者の場合は部署替えを考えなければいけないかもしれません。

後者の場合は部下のモチベが下がってるだけなので、何とかなる可能性が十分あります。

もっと詳しい対応方法を知りたい方は、下記のリンク先を参考にしてください。

結局部下が退職してしまった時

色んな対策をやったけど、部下が退職してしまったらショックを受けるでしょう。

そんな時は、悔やんでも仕方が無いです・・・と言っても、心はそう簡単なもんじゃないですよね。

なので、ひどく後悔している時は、思っている事を全て紙に書きだしてみましょう。

すると少し落ち着いて来ますよ。

ホントかよ~と思いますが、わりと効果的なんでやってみて下さい。やり方の詳細は以下のリンクで。

まとめ:部下が退職したいと言ってきたら手遅れ

部下が退職したいと言ってきたら手遅れ

部下が退職届けを出した。退職したいと言っている。そんな状況であれば、もう手遅れです。

引き留めるのはかなり難しいので、諦めちゃった方がいいと思います。

だけど、そのまま放置するのではなく、また部下が辞めてしまわないように対策を行いましょう。

  • 部下が退職を考えてる兆候やサインを見逃さない
  • 部下とのヒアリングの時間を取る
  • 職場環境を改善する

これをやれば、部下が退職を考えるような事は減るし、思い詰める前に相談してくれるようになりますよ。

この記事は、これで以上です。読んで下さって、ありがとうございました。

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