給料に手当てが付くから資格の勉強をしよっかな。
今の仕事に関係ある資格を取っておきたい。
そんなアナタに、17の資格を保有している私が、どんな学習法をしたかお話します。
本記事の内容
- 本の選び方
- 試験に合格出来る為の学習法
- 習慣化のポイント
危険物取扱者乙種・日商簿記・秘書検定・調理師・宅建などに合格した私が、どんな資格試験でも通用する、勉強のコツを教えます。経験をもとに解説するので、記事の信頼性は高いと思います。
資格試験に合格する為の、本の選び方
必要な試験用テキストは、3つ。
- 最新版テキスト
- 過去問題集
- 予想問題集
最近はテキストに予想問題が付いているモノもあるので、そういうタイプを買うと、実質2冊で済みます。
ですが、多くても3回分くらいです。
1発合格を狙うなら、プラスで予想問題集を購入した方が、合格率は上がります。
テキストを選ぶ時のポイント
3つのポイントを見て、購入しましょう。
- 最新版である事
- 値段を気にしない
- 自分の主観で、読みやすいと思ったモノ
受験する年のテキストである事は、必ず確認する事。
毎年のように法改正が行われてる資格もあります。
なので、覚え直しの手間を0にするため、必ず最新版を買う事がまず重要です。
発行している所は、かなりあります。TACとかLECとかありますが、無視してOK。書店に並んでるものなら特に問題なしです。
次は、過去問の選び方です。
過去問を選ぶ時のポイント
過去問は出来るだけ多い方が良いです。最低でも過去5年分は欲しいですね。
資格によっては、無料のスマホアプリがあるので、アプリを使うのもアリですよ。
だけど、本番は紙に印刷された問題を読んでマークシートにマークするので、アプリはあくまでも補助的に使いましょう。
予想問題集を選ぶ時のポイント
予想問題集は最低でも3回分。出来れば5回分あれば良いです。
テキストに付属しているモノだと、3回分が多いかなと思います。
予想問題集を単体で買う時は、最新版である事を確認してくださいね。
あとは、あなたの好みでOKですが、できれば有名な会社が良いですよ。
なぜなら、大手は膨大なデータを持っているので、出題傾向をかなり把握しているからです。
それに基づいて予想問題を作るので、試験対策にはピッタリです。
資格試験に合格する為の勉強方法
資格試験に合格する最強のコツは、覚えずに理解する事です。
つい、過去問や予想問題を何回もやってしまうと、答えを覚えてしまいます。
この答えを覚えてしまうのが、最大の落とし穴です。
ちゃんと理解をしてないと
- 新しく見る問題に、対応しきれない
- 間違っているものを選べ問題で、罠にかかる
- 個数を答える問題で、間違える可能性が高くなる
特に受験者が多く、人気の資格である宅建などの『合格率が絞られてる資格』は、この落とし穴にハマります。
問題を解く力を鍛えましょう。
資格試験に合格する為の、勉強の流れ
- テキストを読んで、理解する
- 過去問1回分を使い、1章(1分野)ごとに問題を解いてみる
- 使うのは、過去問の1番後ろの問題(昨年の問題を解く)
- テキストの最後まで、コレを繰り返す
- 過去問を、最初のページからやってみる(時間無制限)
- 間違えた問題を、テキストで復習
- 次の年の過去問へ
- 復習を挟みながら、どんどん次をやる
- 予想問題集を、時間計ってやってみる
- 間違えた問題は、復習
最大のポイントは、問題集をあまり何度も使わない事。
問題の答えを覚えてしまうと、意味がないので。
大事な事は、理解をする事です。
他の誰かに教えるつもりで、テキストを読みましょう。
資格試験、合格までの計画の立て方
計画を立てないのが、コツです。(ただし人によります)
計画なんかより大事な事は、1日に5分でも勉強をする事。そして、出来るだけ毎日続ける事です。
計画を立てて、起こるデメリットは
- 計画通り出来なかった事に、イライラしてしまう
- 精神の不安定を引き起こし、モチベーション継続の邪魔になる
だから、勉強計画は『毎日勉強をする』でOK
そして、合格の為の勉強の流れに沿えば良いんです。
資格試験に合格する為の、勉強習慣法
1日の中でも、いつ勉強するか決めておくと良いですよ。
勉強のタイミングを「気が向いた時に」とかすると、ついサボりがちに。
オススメの勉強のタイミングは
- 朝、出勤するまでの時間
- 寝る前の時間(眠くなったら、終わり)
基本的に、この2択。
あとは電車移動中とか、昼休憩中に少しでもテキストを読むクセを付けましょう。
習慣化で大切な考え方
1日くらい勉強を忘れても、自分を責めない事。
- 気分が乗らなかった
- 体の調子が良くなかった
など、色んな事があります。
1日くらい休んでも大丈夫。人間ですから、しょーがないですよ。
1つやって欲しい事は、カレンダーか手帳に勉強の記録を付ける事です。
- 勉強した。出来なかった。は最低でも記録
- やった事、量、時間も出来れば記録
こうしておく事で、自分を褒める材料が出来上がります。
ようは、勉強した自分自身を、褒めてほしいんですよ。
1日途切れても、翌日に勉強してたら、その事も記録で分かりますからね。
「やれば、出来るじゃねぇか」って自分で自分に言えます。
このような習慣化のコツは別記事に詳しく書いているので、ぜひご覧ください。
結論:覚えるな。理解しろ
特に合格率が一定になるよう決められている、宅建のような資格試験は、個数問題で振り落としが行われます。
個数問題というのは、「正しいものは、いくつあるか答えよ」みたいな問いです。
予想問題や過去問題を覚えてしまうと、個数問題で間違えてしまいやすいので、覚えるのではなく理解すること。
それでは、おさらいです。資格試験に合格できる勉強法は
- テキストを読んで、理解する
- 過去問1回分を使い、1章(1分野)ごとに問題を解いてみる
- 使うのは、過去問の1番後ろの問題(昨年の問題を解く)
- テキストの最後まで、コレを繰り返す
- 過去問を、最初のページからやってみる(時間無制限)
- 間違えた問題を、テキストで復習
- 次の年の過去問へ
- 復習を挟みながら、どんどん次をやる
- 予想問題集を、時間計ってやってみる
- 間違えた問題は、復習
以上の手順でやってみてください。
会社によっては受験費用を出してくれる所もありますが、毎回出してくれるとは限りません。
1度合格してしまえば、勉強した内容なんてとりあえず忘れても大丈夫です。(笑)
だから、試験は1発で決めましょう。