
どうも苦手な奴がいる
苦手な人の長所を見つける方法って無い?

ありますよ
今回は、『 嫌い・苦手 』な部下に対する、正しい接し方を解説します。
本記事を読んで実践すれば・・・
- 感情のコントロールが上手くなる
- 部下を上手く操る事が出来るようになる
目次
- 嫌な人とは、無理に接しなくても大丈夫
- 嫌い・苦手な部下に対する考え方
- 嫌いにならないよう、接する時の3つのポイント
- 冷静に、苦手な部下を観察してみよう
- 嫌い、苦手な部下に接触する回数を増やす
- 嫌い、苦手な部下に対する、正しい接し方の手順
嫌な人とは、無理に接しなくても大丈夫
必ず嫌いな人って一定数、居ます。
やっぱ自分の性格との相性もありますし、相手がどーしよーもない奴って事もあります。
何やっても嫌いになってしまう人とは、接さない方が良いですよ。
嫌いにならないよう、接する事が間違い。互いにとって、良くない。
ただ、職場で一緒になってしまったら、ある程度は諦める必要はあります。
諦める事は、『 負け 』じゃないです。とても大人な対応なんで、頑張りましょ。
嫌い・苦手な部下に対する考え方
とりあえず、受け入れてみるように接してみましょう。
いくら部下の言動が許せなくても、怒って直るモンじゃないんで。
部下が直さないから、余計あなたがイライラするんです。
すると、もっともっと『キライ』って感じます。
さすがに業務上、ダメな事は叱りましょう。
だけど、仕事に対する態度が悪いとか、挨拶しないとか、その程度はスルーしてみましょう。
そういうのは、本人が「 確かに良くないな 」って思わない限り、良くなりませんよ。
叱り方のコツを、下記の記事で解説してるんで、興味わいた方は読んでみて下さい。
嫌いにならないよう接するには、一度落ち着いて、受け入れる事。
嫌いにならないよう、接する時の3つのポイント
- 部下の性格とか、変えられる訳がない
- あなたが叱っても、すぐ変わらない
- イライラしても、意味が無い
この3つ、頭でちゃんと理解すれば、OKです。
なんせ、この考え方が最初の難所。
年を重ねれば重ねる程、難しいです。
メタ認知を行う脳が、衰えているから。
前頭前野って部分が衰えるんですよ。
衰えると、イライラしやすくなるんで、鍛えましょ。
【 前頭前野を鍛える方法 】
参考著書:脳科学者 中野信子 『人は、なぜ他人を許せないのか』
魚を食べるのが大変なら、サプリもあります。
私のオススメは、アマニ油。
ナッツ類はカロリーに注意しなければいけないし、エゴマ油はクセがあります。
なんで、手軽さと使いやすさが最強の、アマニ油がイチオシ。
冷静に、苦手な部下を観察してみよう
全肯定しろ。って事は言いません。とりあえず、冷静に観察してみましょ。
なんでかっていうと、イライラしていると、つい短絡的な思考で接してしまうから。
しかも、イライラしている事に対して、脳が一貫性を保とうとします。
一貫性を保とうとするのは、余計な考えがいらない、楽な頭の使い方。
イライラしていると、どうしてもダメな所が目立つのは、そういう事。
だから、根本である『 イライラ感 』を治めるのが先なんですよ。
冷静に観察してみれば・・・
「 こういう面もあるんだな 」 って気付く事が出来ます。
別に、部下に直接褒めなくても良いです。
自分で勝手に気付くだけでも他者承認になるんで、十分です。

他者承認って何?
自分以外の人の事を、褒めるって事。
褒めるというよりは、ありのまま認めるって事なんですけどね。
他者承認を続けると、自然と自分の心に余裕が生まれます。
ここまで来たら、あと少し。
ちなみに、他の人に「 あいつって、あんな面もあるんだな 」ってボヤいても良い。
陰褒めというテクニックが、コレ。
直接伝えるのが、ちょっと嫌な時にも使えますよ。
陰褒めについては、部下が成長する褒め方のコツで解説してますので、興味わいた方は読んでみて下さい。
マスターすると、あなたのチームの能力が格段に上がりますよ。
嫌い、苦手な部下に接触する回数を増やす
最初から接触回数を増やしてもキツいんで、最後にコレ。
恋愛心理学でも使われる、単純接触効果を使います。
- 食べ物、音楽、人 何に対しても効果がある
- 何度も接触する事で、好意を持ってしまう
最初は、何気ない雑談をしてみると良いかも。
特に、部下の趣味や関心事を聞き出すのは、効果的。
自分の好きな事って、話をして共感してほしい気持ちを持ってます。
社会的欲求だったり、承認欲求に当たります。
意外な共通点が見つかる事がありますよ。
共通点が多ければ多い程、人って好感を持ちやすくなります。
3つでも見つかれば、十分だと言われてます。
共通点が見つからなくても、部下は自分の話を聞いてくれた事に、満足します。
また日を開けて、「 〇〇の話、また聞かせてよ 」って声を掛けてみましょ。
部下は、話を覚えてくれていた事と、聞きいてくれるって事に、喜びを感じます。
続けていると、接触回数は増えますし、部下は親しみを感じます。
ここでのポイントは、相手の関心事に関心を持つ事なんです。
相手の関心事に関心を持つ事を意識する事が出来たら、相手がどんな人であろうと、大体は上手くいきますよ。
もちろん、男女の関係でもね。
人の話を聴く時のポイントは、主に3つ。
- 自然と相槌を打ち、全身で聴く
- 答えを持たずに話を聴く
- 言葉になってない言葉も聴く
当たり前ですけど、ただ耳で聴いているだけじゃ、ダメ。
耳で聞いていても、スマホを見ながらだと、相手が「聴いてくれてる」って感じないでしょ。
答えを持っちゃうと、話を最後まで深く聴く気にならない。
特に、女性が「 相談があるの 」って時に答えは要らない。
女性は、答えよりも共感が欲しい傾向が強いです。
全ての感情を言語化する事、出来ませんよね。
だから、時々話を深掘りする会話のパスを渡してあげましょ。
「 美味しかった 」に対して、「 どんな味だったの? 」とかね。
詳しい内容が出てきたら、「 だから、美味しかったんだね 」って言うと、より「 話を分かってくれた 」と思わせる事だって出来ますよ。
人の話を聴く時のポイントは、以下の記事で詳しく解説してます。
【完全保存版】「部下が言うこと聞かない」理由は話し方ではない!【管理職向け】
嫌い、苦手な部下に対する、正しい接し方の手順
5つのステップがありましたね。
まとめると、こんな感じ。
最初から接触する回数を増やすっていう、ゴリ押しもありますけど、キツイだろうと思い、根本的に改善する方法を解説しました。
一部分は、恋愛にも応用が可能なんで、ぜひ使ってみて下さい。
この記事は、これで以上です。最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
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