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誰もやりたがらない雑用が片付く組織に変える3ステップ

雑用がどうしても出てくる。誰でもできそうな、しょーもない仕事なんだけど、やらないとイケナイ。だけど、皆やりたがらない。

そんな雑用が転がってる時、優秀なマネージャーならどう片付けるか・・・

正解は、気付いたんなら自分で片付ける事。

というか優秀なマネージャーであれば、何も言わなくても気付いたら無くなってるでしょう。

そんな組織にしたい!

と思ったら、この記事を参考にしてみてください。

  • 誰もやりたがらない雑用を片付ける方法
  • 誰もやりたがらない雑用が、いつの間にか片付く組織にする方法

今回は以上をテーマにしていきます。

それでは参りましょう。

誰もやりたがらない雑用を片付ける方法

誰もやりたがらない雑用を片付ける方

まずはココから始めます。

なぜかというと、最初っから誰かが勝手にやってしまう組織を作るのは難易度が高すぎるから。

さて、答えはもう出しましたが管理職とか関係なく、気付いたんなら先に片付けてしまいましょう。

気付いたのなら、自分でやってしまおう

可能であれば、あなた自身で誰もやりたがらない雑用は片付けてしまって下さい。

どうしてかというと、放置してても誰もやらないし、部下に雑用を投げても嫌な顔をされるだけ。

しかも部下はこう思ってます。

「気付いたんなら、自分でやれよ。雑用ばっかり押し付けやがって、自分ばっかり楽しやがって・・・」

と。部下との関係性が悪いと文句しか出て来ません。

だから、気付いたんなら自分でやって下さい。

気付いたけど、今は出来ない!そんな時は

気付いたけど、今は出来ない!そんな時は

後回しにするか、部下にお願いしましょう。

自分の仕事で手一杯だけど、いま手が空いてそうな部下が居たらお願いするべきです。

この「誰もやりたがらない雑用を、部下に頼む」ってのが管理職の役目ではないでしょうか。

そりゃ、部下は嫌そうな顔をするかもしれません。

だけど誰かがやらないとダメなんですから、自分の手が空いてない時は部下を頼りましょう。

出来れば部下に頼むという段階に行くよりも先に自分でやってる姿をさり気なく見せておくと、部下は「自分がやりたくねーから押し付けてるな・・・」と思いづらくなります。

部下が片付けてくれたら、感謝する事

部下が片付けてくれたら、感謝する事

お願いした以上は、やってくれてありがとう。助かったよ。という言葉は必ずかけるように。

じゃないと、またお願いしても部下は嫌々やるだけです。

ちょっとでも何かしらの見返りがあるからこそ、嫌々やるって気分が無くなるんで、感謝は忘れないようにしてください。

超面倒クサイ雑用なら、本当に助かるし。誰でもできる簡単な仕事だけど、どうしてもやらないとイケナイ仕事も時にはあります。

そんな仕事ってのは、出来て当たり前。それくらい誰でも出来るしな・・・と決して軽視しちゃダメです。

おっきな会社ともなると、車内清掃を業者にお願いしている所もあるかと思います。

そんな人に対して、見下すような発言をする管理職は大抵、仕事ができませんね。それと同じです。

お願いしたんなら「ありがとう」の一言くらいは言いましょう。幼稚園児でもできる事ですからね。大人ができないと恥ずかしいですよ。

もちろん、たまたま何も言わなくても雑用を片付けてくれた時も忘れないように。

誰もやりたがらない仕事が、自然と片付く組織にする方法

誰もやりたがらない仕事が、自然と片付く組織にする方法

簡単でカネのかからない方法としては、自分もしつつ部下にもお願いする。

そして、ちゃんと感謝の言葉を使うこと。

だけど、それだけじゃ足りない事もあります。

人事評定のポイントにも入れておく

人事評定のポイントにも入れておく

部下に公言までしなくても良いとは思いますが、地味な仕事をコツコツやってくれる人もちゃんと評価されるべきです。

そりゃ、会社の売上に大きく貢献してくれた人も大事ですが、誰かがやらないとイケナイ仕事を片付けてくれる人も居てこそ、会社ってのは機能するもんです。

『地味で誰もやりたがらない仕事をやってると、ちゃんと報われる』

という環境だと部下に肌身で感じさせれば、勝手に部下が片付けといてくれるようになりますよ。

朝礼のネタとしても使える

朝礼ネタに困った時は、誰もやりたがらない仕事を片付けてくれた部下の事をみんなの前で褒めるってのも良いですよ。

朝礼ってのは朝の大事な時間で、仕事のパフォーマンスを上げるキッカケにも出来ます。

そんな貴重な時間に、グダグダと文句垂れ流しな上司の説教なんか聞きたくありません。

部下の気分の上がるような話をした方が、よっぽど良いですよね。

結果的に「俺もやろう」と考える人も出てくる可能性があります。

そっから自然と気付いた人が片付ける。という組織に変える事ができますよ。

関連記事:モチベーションが上がる朝礼のやり方【ポイントは、たった1つ】

「気付いた人がするように」と言うのは禁止

「気付いた人がするように」と言うのは禁止

朝礼とかで『誰もやりたがらない仕事なのは分かる。だけど、気付いたんならやっておいてほしい』

なんて伝えても、部下は気付かないフリをするだけです。

だって面倒くさいから。(笑)

場合によってはブーメランが刺さります。あなたも気付いていながら無視してたんじゃないでしょうか・・・

だから、気付いたんならまず自分で仕事を片付けましょう。って私は最初に言ったんです。

部下から「お前が言うな」と思われないために。

どうせ効果もなければ、上司自身がやってなかったら不満を抱かれるだけなんで「気付いた人がやれ」は禁止です。

簡単すぎて評価に入らなさそうな仕事は

簡単すぎて評価に入らなさそうな仕事は

全然評価にならなさそう。それこそ入社したての人がするような仕事は、新人君が居るなら新人に。

新人が居ないなら、手が空いてる人がやるべきです。

なので新入社員が居ない組織なら、まず自分がする。できないなら部下にお願いする。という方法で。

新入社員に雑用レベルの仕事をお願いする場合は、お願いするというより任せる感じにしましょう。

仕事を任せる感じにすれば、責任感を持ってやってくれる可能性があります。

まぁ時には「こんなん、誰でも出来るやんけ」と思う人も居ますが

まずはこの仕事から。次はもっとレベルの高い仕事を教えるし、覚えてくれたら任せるから。

と、段々とステップアップするための第1段階として新人君に任せてみてください。

そうしておくと、次があるなら頑張ろう。と意識が変わりやすいですよ。

【まとめ】誰もやりたがらない雑用は、まず自分で

誰もやりたがらない雑用は、まず自分で

誰もやりたがらない仕事や雑用ってのは、いくつか理由があるでしょう。

  • 大変なんだけど、評価に繋がらなさそうな仕事
  • 雑用なんだけど、やらないといけない
  • とても手間がかかる仕事

結局は誰かがやらないとイケナイので、気付いたんならまずアナタ自身がやるべきです。

そうじゃないと、部下にそんな面倒な仕事をお願いする時に

「この上司は自分がやりたくないから、部下に押し付けるんだな」

と思われてしまいます。

割り切って嫌々してくれる状況も仕方がないとは思いますが、出来れば不満を抱いてない状態で仕事をしてくれた方がパフォーマンスは高いと思いませんかね

だから

  • 気付いたんなら、自分でやっちまう
  • 手が空いてない時は、部下にお願いする
  • 部下にお願いしたら、感謝を忘れない

まずはこの3ステップから始めてみてください。