
読者
仕事でミスして、ほんともう嫌になってきた
今回は、このような悩みを解決します。
✅ 本記事の内容
- ミスをしてしまった時の対処方法
- 失敗を繰り返さない為の方法
- 仕事でミスをして落ち込まない考え方
会社でやらかしたミスなんか、大した事がない
— りゅうな@句点と読点がダメ (@lancelot2579) November 16, 2020
会社が基本的に守ってくれる
でも、俺みたいな個人事業主はミスしたら全部自分の責任
即売上(収入)に影響しかねない
会社に縛られるけど、仕事してある程度のカネが貰える事が、どんだけラクか分かってないっしょwww
会社でミスしても気にすんな
私が先日、Twitterでつぶやいた話です。
まず、あなたが意識して欲しいのは
会社は労働力を提供してくれているアナタの事を、守る義務があるという事です。
つまり、よっぽど大きな損害をわざと起こさない限り、クビにされる事は無いって事。
この点を覚えておいて、私の記事を読み進んで下さい。
きっと、目からウロコが落ちますよ。
Contents
仕事でミスをした時の対処方法
基本的な対処方法は、以下の流れ。
- 冷静に落ち着いてミスを報告する
- 失敗した仕事の修正を行う
- 同じ失敗をしないように注意する
では、1つずつ解説していきます。
仕事でミスをしたら、すぐに報告
仕事でミスをしてしまったら、すぐに周りの人や上司に言う事。
何故かというと、1人で失敗を抱えて対応出来なかった時に、失敗による影響が大きくなるから。
- 仕事でミスしちゃった・・・
- 怒られるのが嫌だから、1人で何とかしよう
- 1人じゃ、解決出来なかった
- 結局、周りや上司に相談して助けてもらう
後からミスを報告されると、同僚や上司はメチャクチャ迷惑なんですよ。
しかも、あなたの印象も悪くなる。
「失敗を隠そうとする人だ」と思われたら、レベルの高い仕事を任されなくなります。
レベルの高い仕事を任されなくなるって事は、あなたの昇給や昇進が遠のきます。
だから、ミスをしてしまったらスグに相談する事。
ミスした事自体は悪くないんです。ミスをした後のあなたの行動が、メッチャクチャ大事なんですよ。
1人のミスは、会社のミス
あなた1人のミスは、あなた1人の責任じゃないので、深刻に考えるだけ損ですよ。
確かに、周りに迷惑はかかります。
ですけど、仕事で起こしたミスは会社全体の責任でもあるんですよ。
部下が仕事でミスした時、お客様が「上司を呼べ」って言う人が居ますよね。
だから、あなたが1人で失敗を抱える必要は無いんですよ。
ミスが起こってしまったら、早急に修正する事が大事。
1人でするより、複数人で連携して対処した方が早いです。
しかも、困ってるお客様からしたら、なるべくミスを早く対処してくれる方が助かるんですよ。
絶対に1人で抱え込まないようにしましょう。
同じミスをしない為のポイント
必ずメモを取る事。
どういう事をメモするか・・・
✅ ミスした時のメモ例
- 今回起こしてしまった失敗例
- どうやって対処したか
- 何故ミスしてしまったのか、その理由
- ミスをしてしまう前に、どうすればよかったか
- 同じミスをしない為に、今後の対策法をまとめる
以上の5点を紙でも何でもいいので、まとめておきましょう。
後で上司に謝りに行く時に「次からはこうします」と添えると、メチャクチャあなたの印象が良くなりますよ。
すると、仕事で失敗したのにあなたの評価が上がります。
だから、メモは大事なんです。
仕事でミスしても、落ち込まない考え方
簡単な話、「ミスしても何とかなる」と楽観的に思えば良いです。

読者
そんな気楽になれないよ
と思う人は居るでしょうけど、ちょっとミスしたくらい大した事が無いです。
仕事のミス自体は悪くないんです。仕事でミスした後の行動が大事。
それでは、楽観的に考えられる根拠を3つ提示します。
- 仕事のミスを理由にしたパワハラはアウト
- 仕事のミスによる給料天引きは違法
- 仕事のミスによる解雇は簡単に出来ない
仕事でミスした事によるパワハラは正当化されない
パワハラをされたら、100%相手が悪者です。
そりゃミスをされるのは面倒だし、イライラします。
だけど、仕事でミスをしたから嫌がらせ行為をして良い・・・って理屈にはならないんですよね。
例えば「仕事のミスは、残業でカバーしろ!その分の給料は出さんからな!」
これやったら、労働基準法第24条違反です。
労働基準法第24条
賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。
法令に別段の定めがある場合又は当該事業場の労働者の過半数で組織する労働組合があるときはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がないときは労働者の過半数を代表する者との書面による協定がある場合においては、賃金の一部を控除して支払うことができる。
簡単に言えば
- 働いた分は全部支払わないといけない
- 給料の一部は、正当な理由が無い限り天引き出来ない
雇用されてる側は、法律で守られてます。
また、仕事のミスを理由に、無理矢理仕事をやらせる事もアウトなんすよ。
労働基準法第5条
使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によつて、労働者の意思に反して労働を強制してはならない。
労働基準法第5条違反は、1年以上10年以下の懲役または20万円以上300万円以下の罰金。
例えば、「俺に逆らったら、どうなるか分かってんのか?」とか言われたら、労働基準法第5条が守ってくれます。
だからミスをしても、大丈夫。
ミスを繰り返さない事に集中すれば、あなたの評価は上がって行くので、失敗を恐れず挑戦しましょう。
仕事のミスで給料天引き!?
仕事でやってしまったミスによる損失を、給料から引く行為は労働基準法違反です。
労働基準法第24条により、給料の一部を会社が取る行為は制限されてます。
例えば、宝石などを扱うような会社で、従業員が商品にうっかりキズを付けてしまったから、給料天引き。
これは法律上、許されない事です。
だから、仕事でミスしても大した事にならないんです。
給料が引かれる心配も無いので、失敗を恐れちゃダメ。
仕事での失敗で解雇は出来ない
よっぽど大きな失敗を、わざとしない限りは解雇出来ません。
それだけ、会社員って法律で守られてます。
もしも、仕事で失敗して「クビだ!」と言われたら戦いましょう。
会社自体が嫌なら辞めた方が良いですけど、続けたいなら戦うべき。
労働契約法第16条
解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする。
簡単に言えば、誰がどう見てもクビにされても文句言えないなって理由じゃないと、クビには出来ない。
ただし、労働契約法は罰則規定が無いので、慰謝料請求や解雇の無効などで争うことになります。
解雇に関する労働基準法は、労働基準法第19条と第20条です。
労働基準法第19条
1.使用者は、労働者が業務上負傷し、又は疾病にかかり療養のために休業する期間及びその後30日間並びに産前産後の女性が第65条の規定によつて休業する期間及びその後30日間は、解雇してはならない。ただし、使用者が、第81条の規定によつて打切補償を支払う場合又は天災事変その他やむを得ない事由のために事業の継続が不可能となった場合においては、この限りでない。
2.前項但書後段の場合においては、その事由について行政官庁の認定を受けなければならない。
つまり、仕事で病気やケガをした場合、妊娠した場合は、一定期間の間は解雇出来ないって事。
労働基準法第20条
1.使用者は、労働者を解雇しようとする場合においては、少くとも三十日前にその予告をしなければならない。三十日前に予告をしない使用者は、三十日分以上の平均賃金を支払わなければならない。但し、天災事変その他やむを得ない事由のために事業の継続が不可能となつた場合又は労働者の責に帰すべき事由に基いて解雇する場合においては、この限りでない。
2.前項の予告の日数は、一日について平均賃金を支払つた場合においては、その日数を短縮することができる。
3.前条第2項の規定は、第1項但書の場合にこれを準用する。
簡単にまとめると
- クビを宣言する場合、30日の期間を与えなければいけない
- 今すぐ解雇という場合は、30日以上の給料を支払うこと
- 災害や倒産やむなしの場合か、労働者に明らかな責任がある場合は、上記2つは免除
労働基準法第119条
労働基準法第19条と第20条に違反した場合、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金。
だから、仕事でミスをしても簡単には解雇されないんです。
安心して下さい。法律があなたを守ってくれます。
仕事でミスしても、大丈夫
基本的に、わざと失敗しなければ大丈夫です。
あと、何度も何度も仕事でミスを繰り返さなければ、クビにすらなりません。
未だにパワハラのような事をする上司が居ますが、ほとんど労働基準法違反です。
そういうパワハラ上司を返り討ちにする為にも、スマホの録音アプリをインストールするか、ボイスレコーダーを用意しておきましょう。
ペンタイプは録音している事が分かりづらくて良いですよ。
仕事上のミスは、仕方が無い事。
あなたが注意するべき事は、ミスした後の行動です。
誠実に仕事に取り組めば、多少のミスなんか何て事ないです。
むしろ、誠実に仕事に取り組めば、あなたの評価は上がるので、ミスを恐れず仕事をしましょう。
それでは、また。
この記事は、これで以上です。読んで下さって、ありがとうございました。
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