マネジュク・部下の育て方が分かるブログ

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部下の仕事を奪う上司は最悪。チーム崩壊や部下の退職に繋がります

部下の仕事を奪う上司は最悪です。

  • 部下の成長にならない
  • 部下からしたら、気分が悪い
  • 結果的に、部下から嫌われてしまう

良い事が全くないので、部下の仕事を奪わないように気を付けましょう。

そもそも上司としての仕事は何なのか・・・そこから順を追って説明します。

✔この記事でわかること
  • そもそも上司の仕事は何なのか
  • 部下の仕事を奪う上司が受けるデメリット
  • 部下の仕事を奪う上司が注意すべきこと

結論からいうと、部下の仕事はヘタに奪っちゃいけません。

その理由が「上司の仕事とは何なのか」にあるのです。

というわけで、まずは上司の仕事とは何なのか・・・ここから簡単に説明します。

上司の仕事は何なのか。部下のマネジメントとは?

上司の仕事は何なのか。部下のマネジメントとは?

上司の仕事は究極的に言えば1つです。

ですが、その1つだけだと、ざっくりしすぎているので、もう少し増やします。

部下に仕事を振ることが上司の仕事

上司の仕事は、部下に仕事を振る事です。

ですが、ただ適当に自分の部下に仕事を振るのは間違い。

  • 仕事を難易度、緊急度、重要度の3要素に分解する
  • 部下の誰に仕事を振るのが丁度良いか考える
  • 部下に仕事を振る

細かいことを言うと、こうします。

緊急度が高く、重要な仕事は1番仕事ができる人に任せた方が良いでしょう。

緊急性の高い仕事は、テキパキと要領よくこなせる部下に。

重要な仕事は、経験を積んでいる部下に任せましょう。

ココを間違えると、部下の仕事を上司が奪わないといけなくなります。

ですので、仕事の割り振り方を間違えないようにしてください。

部下に仕事を教えることも上司の仕事

部下に仕事を教えることも仕事です。

直属の部下同士で教え合えることであれば、それで良いです。

ですが、部下を育てるためにも・・・上司は自分の現場仕事を減らすためにも、仕事を教えなくてはいけません。

✔解説

上司は管理職なので、できるだけ自分がする現場の仕事を減らして、部下のマネジメントに時間とエネルギーをかけて欲しいのです。

特に現場に近い上司は、現場仕事+マネジメントを必要とされます。

ですが、やれる仕事の量には限度があるので、できるだけ自分の現場仕事は部下に任せましょう。

少しずつでOKです。

部下にバンバン仕事を教えて任せていけば、部下のレベルは上がる。

部下の仕事に対する満足度も高くなるでしょう。(人によりますが)

コミュニケーションも自然と多くなるので、部下との関係性は良くなります。

ですので、部下から仕事を奪わないようにしてください。せっかくの機会が台無しです。

究極的には、部下に○○○になってもらう

上司の仕事は、究極的に言えば「部下の機嫌を良くすること」です。

自分の機嫌は自分で良くしろよ、と思いたいでしょうが、人は皆そんなに器用ではありません。

それに自分で機嫌を取るのと、他人の言動で機嫌が良くなるのとでは、圧倒的に後者の方が気分が良いのです。

なぜかというと、他者に頼られたり、他者に認めてもらったり、褒められたり。

そんな瞬間でないと、人は快感を得られないようにできているからです。

参考:「人をほめる」は自分の脳にも効果大! 相手のため、自分のための “上手なほめ方” 教えます。

部下の気分が良くなるんなら、積極的にやるべきではないでしょうか。

結局は部下に仕事任せて、やってもらわないと、部署の仕事は片付きません。

ですので究極的に言えば、上司の仕事は部下の気分を良くすること。そして仕事を片付けてもらうのです。

本題に戻ると、部下の仕事を奪うと・・・どうなるか。

部下からすると「俺に振っといて奪うんかい」と気分を悪くします。

こうなると完全に真逆ですね。

さて、上司の仕事は何なのか。その本質が分かったかと思います。

次は部下の仕事を奪う上司は、どんなデメリットを受けるのか。これについてお話します。

部下の仕事を奪う上司が受けるデメリット

部下の仕事を奪う上司が受けるデメリット

部下の仕事を奪ってしまうと、こんなデメリットがあります。

  • 信頼関係が壊れる
  • 部下が成長しない
  • マネジメントする余裕がなくなる

なぜ、こんな事が起こるのか、簡単に解説します。

部下の仕事を奪うと、信頼関係が壊れる理由

先ほど言った通りで、「俺に振っといて奪うんかい」と部下からしたら良い気がしません。

任せてくれた以上は、任せてほしいものです。

特に男性だとプライドが高い傾向があって、仕事を奪われるのは気分が悪いでしょう。

奪い方にもよりますが、仕事を奪うと「俺の事信用してないの?」と思われてしまいます。

  1. 俺の事を信用してないのかな
  2. じゃぁ俺も上司の事、信用できないな
  3. 上司からの言葉が響かなくなる

と、悪循環へ突入します。

ですので、部下の仕事は簡単に奪ってはいけないのです。

部下の仕事を奪うと、部下が成長しない理由

これは簡単ですね。新しい仕事を一切任せなかったら、部下は今以上の事ができません。

それでも良いと考えている部下も一部には居ます。

ですが、出世したい。もっと仕事を覚えたい。仕事がつまらないのは苦痛だ。

こう思っている部下にとっては、新しいオモチャを盗られた気分です。

そんな職場には居たいと思わないでしょう。

最悪の場合は、部下が転職してしまう恐れまであります。

部下の仕事を奪うと、マネジメントができない理由

こちらも先ほど言った通りで、部下の仕事を奪う=上司の仕事が増える。ということ。

つまり、上司としてやるべき「マネジメント」に割く時間とエネルギーが減ってしまいます。

100%現場の仕事をやるな、とは言いませんが、部下のマネジメントも出来る量にしてください。

部下のマネジメントがおろそかになると、悪い事しか起こりません。

  1. 部下の状態、状況に気付けなくなる
  2. クソ忙しくて、何もしてやれない
  3. 部下はどこかでブチギレ、退職を選ぶ

最悪ルートですが、こうなるでしょう。

だから、部下の仕事を奪ってはいけないのです。

部下の仕事を奪う上司が注意すべきこと

部下の仕事を奪う上司が注意すべきこと

どうしても部下の仕事を奪ってしまうことは、あるでしょう。

そんな事にならないために、どうすれば良いか。

仕事を奪いたくなった時に、どうすれば良いか。

この辺りの問題を解決します。

そもそも部下に任せる仕事を間違えてはいけない

元はといえば、部下に処理できない仕事を任せるのが原因です。

ですので、仕事を任せる時は簡単な仕事から。

少しずつ難しくして、教えながら経験を積ませる。

1人で出来そうなら、任せる。

このプロセスをぶっ飛ばすと、結局仕事を奪わないといけなくなるので、やめましょう。

部下に仕事を任せた以上は、手を出さない

部下に仕事を任せるのは怖いです。

失敗しないか、損害が出ないか・・・色々と心配事がわき上がります。

ですが、これは仕方がない事。

大切なのは、部下にミスを経験させる事や、周りに頼る事を体に覚えさせることです。

ですので、簡単に手を貸してはいけません。

そもそも部下が相談や報告しに来ない状況の方がヤバいので、そっちから改善した方が良いでしょう。

こちらの記事↓をご覧ください。

>>相談されやすい人になる、たった2つのポイント

どうしても仕事を奪わないといけない時は、こうしよう

どうしても部下から仕事を奪わないといけない時は、いくら緊急でも言い方に注意してください。

秒を争うなら仕方がありませんが、そんな緊急事態は滅多に起こりません。

ですので「俺に任せてくれる?」「手が空いてるから手伝うよ」と声をかけてください。

秒を争う場合は、悠長な事を言ってられないので、声かけよりも先に仕事をしましょう。

後でフォローを入れれば良いのです。

まとめ:部下の仕事を奪う上司にならないように

部下の仕事を奪う上司にならないように

部下の仕事を奪う上司は最悪です。

仕事を任せた以上は、簡単に手を出してはいけません。

それが部下の成長にもなりますし、部下との信頼関係を作る要素の1つにもなるのです。

時間はかかりますが、部下に仕事を振る場合は、レベルに合わせた仕事にしてください。

上司という仕事は、そこまで面倒臭いものなのです。

大変ですが、やりがいはあるので、頑張りましょう。

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