
部下とコミュニケーションを取るべきだと思う
でも友達関係になるのは違うと思うな

上司として気にする事は、そこじゃない
今回は、部下と友達関係にならないか心配な方に向けて、解説します。
本記事を読んで実践すると・・・
- 管理職として、本当に必要な事が分かる
- 部下からの信頼が得られる
目次
- 部下と友達関係になっても良い理由
- 部下と友達になるくらいで良い
- 何故、「部下と友達になっちゃダメ」と言われるか
- 部下と友達になっても、管理職の仕事はやれ
- 会社としてやるべき事 人事評定
- 部下と友達関係になってもOK
部下と友達関係になっても良い理由
友達になっちゃいけないルールが無い。
そんな事を意識すると、コミュニケーションがおかしくなるでしょ。
自然にしてりゃ良いんです。
毎日のように顔を合わせて、仕事をするんですから、友達になっちゃうのは仕方が無いんですよ。
人や音楽など、どんなモノでも、何度も触れる事で好きになってしまう心理効果です。
だから、抵抗しちゃダメ。
部下と友達になるくらいで良い
部下と友達になるくらいの親密さになる方が良いです。
なんでかっていうと、管理職って部下を管理するから管理職でしょ。
部下の事を管理するのが仕事なんだから、部下の事を知らなきゃ出来ませんね。
相手は人です。
将棋の駒のように使えません。
部下だって人間で、それぞれ考えも性格も違う。
毎日のように状態が変化しますよ。
友達になっちゃうくらいの距離感の方が、管理し易いですよ。
何故、「部下と友達になっちゃダメ」と言われるか
部下の評価をする立場だから。
感情が入り混じって、評価に余計な要素が入っちゃうからです。
例えば
A君とは仲良いけど、B君とは相性が悪い。
仕事の出来は同じくらいだけど、A君の方が好きだから、A君の評価を高めにしちゃう。
こういった、贔屓(ひいき)がダメなんです。
✅ 贔屓(ひいき)とは、自分の好きな人に対してだけ、手助けをする事。
だから、「 部下と友達になるのはダメ 」という意見もあるんです。
私は、それとこれは別だと考えてます。
友達になっちゃうくらいじゃないと、最高のマネジメントは出来ないです。
でも、無理に全員の事を好きになれ。とは言いません。
大事な事は、好き嫌い関係なく、事実に基づいて仕事を評価する事です。
管理職として大事な事の1つです。
部下と友達になっても、管理職の仕事はやれ
仕事とプライベートの線引きをキッチリしましょう。
管理職として、仕事をキッチリしないと、部署(チーム)は良くなりませんね。
仲が良くなる事で
- 注意しづらくなる
- 評価に贔屓が生まれる
- 名前の呼び方が変わる
こういうのはダメ。
注意しなきゃいけない時は、キッチリ注意する事。
贔屓するよりも、管理職として部下から信頼されますよ。
部下同士のイザコザも起こらないですしね。
「 部長は好き嫌い関係なく、良い事は良い。悪い事は悪いって評価するんだな 」
って思われる方が、管理職として良いでしょ。
仕事しに会社に行ってるんですから。
管理職として仕事しましょ。
会社としてやるべき事 人事評定
評価の仕方をキッチリ決めましょう。
曖昧なままだと、どうしても『 好き嫌い 』を要素の1つに入れてしまいます。
この仕事が1人で出来るから、このくらいのレベル。
とか、部下の仕事のスキルを純粋に見ましょ。
小さな会社だと、どうしても代表者の勝手な基準で決まっちゃいますね。
悪くはないんですけど、明確に基準がある方が、部下が変に気を遣わなくても良いので、優秀な人材が残りやすくなりますよ。
部下と友達関係になってもOK
管理職の仕事は、部下が気持ち良く働ける環境を作る事。
その過程で、仲良くなっちゃうのは自然な事なんですよ。
無理に抵抗しちゃダメ。
コミュニケーションが、ヘタクソになりますよ。
「 友達になるな 」という意見があるのは・・・
- 部下に注意しづらくなる
- 部下の評価に影響する
という理由があるから。
部下を贔屓しない為には・・・
- 注意する基準を一定にする事
- 評価基準を明確化する事。
この2点を気を付けると、部下からの信頼が得られますよ。
頑張りましょ。
この記事は、これで以上です。最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
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