マネジュク・部下の育て方が分かるブログ

「 私、それだ 」と気付き、学べる 職場での悩みに特化したブログ

「部下と仲良くしない方が良い」は大間違い。問題はソコじゃない!

最近はマネジメント本がアレコレでてきて

『部下とコミュニケーションをいっぱい取れ』と書いてて、それで友達みたいになってもいいの?

そんな疑問を持つ方もいらっしゃいます。

私は、部下と友達になる事は全然悪くないと思ってるんですよね。

何がダメなん? 別に問題ないよね?って考えです。

ですが、ネットでちょっと検索すると

  • 部下と仲良くなれ
  • 部下と仲良くしないこと

こんな意見が出てきます。

記事の中身を見てみると、確かに彼らの言い分は分かります。

だけど、そんなもん大した問題じゃないんですよ。

部下とコミュニケーションを取らないといけない。でも仲良くなるのはダメ?

そんな器用な事できるか!

と言いたい。部下と友達になっても良いんです。むしろ、友達になるくらいじゃないと部下と良い関係性が作れません。

それでは、巷にある「部下と仲良くなるな」説をぶっ壊していきます。

部下と友達になれ。それくらいの関係性が最高

部下と友達になれ。それくらいの関係性が最高

上司ってのは部下に仕事を任せたり、時にはケツを叩いたり。

大変な時には「仕事して死んだ奴はいねぇ!」と言って、部下にムチャをさせる為に居るんです。

確かに、そんな関係性って友達ではないけれども

友達みたいに互いに信頼しているからこそ、できること。言えることがあるんですよ。

だから真面目に「部下と仲良くなるのはダメです」と言うのは、思考停止。

むしろ私は、部下と友達になるくらい仲良くなれ。とアドバイスします。

部下と友達になっても良い理由

友達の定義・・・というのは明確には無いですが

友達とは、悩みがある時や大変な時に気兼ねなく相談できる相手の事じゃないでしょうか。

そんな相手が会社では上司や部下であっても、何か問題ありますか?

全く問題ないですよね。むしろ、互いにさらけ出してて、良い人間関係だと言えます。

そもそも上司と部下の間で溝やイザコザがあったら、友達であろうがなかろうが組織崩壊は秒読みです。

部署や会社単位でグチャグチャになるくらいなら、まだ上司部下の関係が友達のように仲が良い方が、あれこれ上手くいきます。

だから、上司と部下という立場関係なく友達になっても良いんです。

意識して友達になろうとするのは違う

意識して友達になろうとするのは違う

でも間違っちゃイケナイのは、部下と仲良くなるためにコミュニケーションを取ろう。なんて考えてはいけません。

あくまでも会社での関係性は『上司と部下』です。

業務上でのコミュニケーションを密に取って、結果的に友達のようになる事は自然なこと。

最初っから友達になる事を目的にコミュニケーションを取るのとは違います。

手段と目的をゴチャゴチャにしないように気を付けてください。

じゃないと、上司部下の関係なのに本当にタダの友達と変わらない人間関係になってしまう可能性があります。

こうなると指示命令が通用しなくなったり、友達補正で他の社員を差別してしまう事も・・・

  1. 部下を上手くマネジメントするためにコミュニケーションを取る
  2. その結果、部下と仲良くなる

これなら全く問題無しです。

部下と仲良くなるためにコミュニケーションを取ってはダメですよ。

部下と友達になる事のメリット

ちょっとした心理なんですが、仲間意識が強くなるんですよね。

ブラックな考え方ですが、会社を辞めづらくなるというメリットもあります。

他にはライバル会社に負けねぇ!という対抗意識を強く持たせやすい。

なんせ日本人ってのは引っ張る人が明確に1人居れば、その人に着いて行くって習性があるから。

仮に仲間意識が強い集団のリーダーが

「あの会社気に入らない」と言えば、チームの皆もわりと同調してくれます。

その代わり、新しく人を入れる時に苦労してしまう可能性もあるので気を付けて下さいね。

リーダーが上手いこと動けてるチームは、新しい人が入ってもトラブルは起こりづらいですよ。

『部下と仲良くなるな』と言う理由

『部下と仲良くなるな』と言う理由

さきほどチラっと言いましたが

  • 友達補正で甘くなってしまう
  • 人事評定や叱る基準に差が生まれる
  • 部下に指示命令が出来なくなってしまう

というような事が起こるから、仲良くしないこと・・・

それは前提条件が抜け落ちてるからであって、友達のような関係になる事がダメ。という理由になってないんですよ。

考え方が短絡的ですね。

この点の解決方法は、部下と友達になる事で“えこひいき”をしないよう気を付ければ良いだけです。

ですので「部下と仲良くなるな」と言うのは、私にゃ分かりません(笑)

部下と仲良くなった後に気を付けるべき事

部下と仲良くなった後に気を付けるべき事

簡単な話、友達だろうが、そこまで親しくない部下だろうが関係なく

仕事がデキる奴は評価をする。アカン事をしたら叱る。

という事をちゃんとやってれば、何の問題もないですよね。

部下と仲良くなるな!と言う人は、そこん所が分かってないのか出来ないのか知りませんが・・・

上司と言う仕事を理解してないんだと思います。

仕事は仕事。人間関係を持ち込むから、おかしくなるんです。

だから気を付けるべき事は“えこひいき”をしない事。

友達になる事を目的とすると、おかしな事になる

「部下と友達になるな」と意見する人は、友達になる事が目的だ・・・と勝手に思ってませんかね。知らんけど

私はそんな事、一切言ってません。

  1. 部下をマネジメントしたい
  2. だからコミュニケーションを取る
  3. その結果、部下と仲良くなる

この流れは自然だから、余計な心配をしなくていい。と言ってるだけです。

誰が『部下と友達になれ』なんて言いました?

友達になっても良いよ。が私の意見です。

だけど、上司としてやるべき事はキッチリやりましょうね。って事です。

【まとめ】部下と友達になって良い

部下と友達になって良い

部下を上手く使うには、コミュニケーションが必要です。

その結果、部下と仲良くなってしまうのは仕方がない事。

なのに「部下と仲良くなるな!」なんて意見を言う人は、マネジメントの経験ないだろ。適当言うな!

部下と友達みたいに親しくなるのは何も悪い事じゃないです。

ただし気を付けるべき事は“えこひいき”をしない事。

ココだけ守っていれば、友達になろうがどうなろうが全く問題がありません。

心配せず、部下と良い人間関係を作ってください。

どんなコミュニケーションの取り方をすれば良いのか、ちょっと分かんない。と言う方は、コミュニケーションそのものの考え方から見直してみてください。

【完全版】部下とのコミュニケーションに悩まなくなる方法論で基本的な事は網羅してるので、コミュニケーションに自信が持ててない人は、ぜひご覧ください。