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部下が喋らなくなった
どうしたらいいの?

龍那
早急に対処しましょう
まずは話し合いの場を設けてみましょ
今回は、部下が喋らなくなった時の対処方法について解説します。
本記事の内容
- 部下が喋らなくなった時の対処法
- 部下が喋らなくなる前のポイント
- 部下が喋らなくなった後の行動に注意すべき事
部下が喋らなくなった5つの原因
部下が喋らくなった原因は、主に5つ。
- 上司に対する信頼が、無くなった
- 仕事が楽しくなくなった
- 退職しようか、考えている
- 自信を失っている
- メンタルが折れている
部下が喋らなくなったな・・・と感じたらとりあえずする事は、話し合いです。
部下の状態を把握しましょう。
ではまずは、部下の話を聞く時のポイントから解説していきます。
部下が喋らなくなったと感じたら、面談
とりあえず、部下が喋らなくなったな、と感じたら、1対1で話し合う機会を、ちゃんと作りましょう。
話し合う機会を作る事が、メチャクチャ重要です。
なんでかっていうと、トンチンカンな対処方法をすると、人材を失うからです。
部下の話を聴く時のポイント
部下が喋らなくなったら、まず部下の話を聴きましょう。
部下の話を聴く時のポイントは3つ。
- 部下の話をちゃんと聴く
- 答えを持たないで聴く
- 声になってない声を聴く
では、丁寧に解説していきます。
聴けているようで、聴けてない人が多いので、気を付けましょう。
部下の話をちゃんと聴く
- 作業をしながら、話を聴かない事
- 変に意識せず、自然と相槌を打つ
- 表情は、部下の話に合わせて。無表情にならないように
- 全身で、「 君の話、聴いてるよ 」となるように
- ようは、聴いている時の態度が重要
答えを持たないで聴く
- 話の途中で、「 どう返答するか 」考えない事
- 特に経験豊富、頭の良い人は、やりがち
- 的外れでも答えが返ってきたら、納得したフリをされます
- そして、部下は余計に喋らなくなります
声になってない声を聴く
- 部下の表情の変化に、敏感になる事
- 部下は正直に、全て喋るとは限りません
- でも、無理には聞き出そうとしない事
- まずは「 時間を取ってくれてありがとう 」と言って、終わらせる
- その後の部下の様子を、しっかり観察する
- 部下が言いづらかった事が、見えてきますよ
簡単に言えば『 部下の話を、ちゃんと最後まで丁寧に聴いてあげる事 』なんですよ。
「そんな時間ないよ」って意見があるでしょうが、人が1人辞めるのを防ぐためなら安い投資です。
部下が喋らなくなったら、まず部下の話を聴く場を作って、丁寧に話を聴きましょう。
喋らなくなった部下の特徴
部下が喋らなくなる理由は5つありましたね。
- 上司に対する信頼が、無くなった
- 仕事が楽しくなくなった
- 退職しようか、考えている
- 自信を失っている
- メンタルが折れている
それぞれ原因と対処法を解説します。
上司に対する信頼がなくなった
上司に対して不信感を持つと、部下は喋らなくなります。
全体的に口数が減る。というよりは、上司の前で部下が喋らなくなりますね。
上司が信用出来なくなる原因
筋を通さない上司は信用を無くします。
簡単な話、リスペクトされる上司になれば部下が喋らなくなる事は無いです。
尊敬されてない事が原因なら
アナタのやる事は主に3つ。
- 自分の過ちは認める事
- 言行一致を行う
- 自分の言動に責任を持つ事
この3つを徹底しましょう。
すると、部下との信頼関係が治り、段々と部下と喋れるようになります。
反抗、失望している
個人的な印象では仕事が出来る人は、反抗型になりやすいですね。
- どうせ言っても上司、会社は変わらない
- まぁカネさえ入れば良いか
- 上司や会社に失望している
こういう部下には、面談の場で共感する事と同意する事で味方に出来る可能性があります。
味方に付ける事で、今まで気付けなかった事を教えてくれたり、良い提案を出してくれる事があります。
最初は「言っても改善しないだろ」って思ってるので、改善に向けて行動する姿を見せましょう。
すると、部下は信用してくれるようになり、喋ってくれますよ。
仕事がつまらない
仕事に対するやる気が無くなると、部下は喋らなくなります。
- やらされてる感がある
- やりがいが感じられない
- 仕事が全然面白く無い
元々喋らない部下なら、変化が分かりづらいパターンです。
楽しそうに仕事をしていて、よく喋っていた部下が喋らなくなったら、仕事がつまらない・・・と感じてる可能性を疑いましょう。
仕事で喜びを感じてもらう
お客様からの喜びの声を伝えましょう。
結局、「誰かの役に立つ」って事が仕事において1番報われる瞬間です。
どういう方法でも良いんで、自社サービスを利用してくれた人からのメッセージを社員に伝えてみましょう。
普段から朝礼や掲示板などで伝えられるようにすると、社員全体のモチベーションが下がらなくなりますよ。
結果的に「仕事がつまらん」という理由で、部下が喋らなくなる事はグッと減ります。
退職を考えている
もう退職を考えていて、喋らなくなった部下は手遅れです。
引き止める方法もありますが、大抵いい結果にはなりません。
スムーズな引継ぎ作業を行い、今後の参考の為に辞める理由を聞けたら聞くべきです。
自信を失っている
自分に自信を持てなくなると、喋らなくなりますね。
ため息が増えたり、落ち込む部下の姿を見かけるようになります。
新人や性格的になりやすい人が当てはまる
自信を失って喋らなくなるパターンは、入りたての人や誠実性の高い人がなりやすいです。
強迫的に「もっと完璧に仕事が出来るようにならないと」って考えてしまいがちな人は、自信を失って喋らなくなるパターンに陥りやすいです。
本人の過去にも問題がある
部下本人の問題じゃないんですけど、親や教師から否定され続けた人は自信を元々失ってます。
会社でも否定されていると、もっと自信を失うので否定言葉は避けましょう。
日本人は高校生の段階で自信を持ってない人は、100人中70人以上は居ます。
なので、肯定的な言葉をかけるよう意識してみましょう。
肯定的な言葉とは
簡単に言ってしまえば「いいね」です。
部下が意見を喋ったら「それいいね」って返しましょう。
あと、ちょっとした事でも「ありがとう」と言うと良いですよ。
メンタルがやられている
メンタルがやられると、喋るどころじゃなくなります。
部下の状態は常に把握しておきましょう。
メンタルが壊れかけている場合は
安易な言動はやめましょう。
- 何も考えずに言葉をかける事
- 「病院に行け」と促す事
- 「休め」と促す事
全部ダメです。
専門家のアドバイスを参考にする事。
メンタルが破壊される原因
自分自身で壊す人は珍しいくらいです。
ほぼ誰かが原因で精神がぶっ壊れます。
ヘタに本人に何かをするよりは、精神が壊れる原因を作った人間を特定して、会社として処分する方が効果的ですよ。
何気ない一言が原因という事もあります。気を付けましょう。
部下が喋らなくなる前に対処する方法
基本的に、部下が喋らなくなるのは徐々に起こります。
突然部下が喋らなくなる事もありますが、それは信用が崩れた時だけです。
なるべく早く気付き、対処すると復活が早くなりますよ。
プレイングマネージャーは、こうしましょう
管理職もしながら、現場の仕事をする人にとっては部下の状態を把握するのは大変ですね。
そういう方は、信頼出来る人を1人か2人持ち、部署メンバーの状態をチェック出来る体制を作ってみましょう。
日常的にコミュニケーションを行う
普段から部下と喋っていると、変化に気付きやすくなります。
- 部下の変化に気付きやすい
- 部署内の雰囲気が良くなる
メディケア生命保険調べ
職場で最も大きなストレスの原因になってるのが、人間関係です。
結局、部下が喋らなくなるのはストレスも影響してるんで、日々コミュニケーションを取るようにしましょう。
話掛けられやすい上司になる事
部下にとって相談しやすい上司になっておきましょう。
特に男性って誰かに相談する事を躊躇します。
「自分は弱い人間だと思われないか」と思って、相談してきません。
親身になって聞いてあげましょ。
まとめ:部下が喋らなくなったら、すぐ行動を
喋らなくなった部下が居たら、すぐ行動しましょう。
放置していると、行き着く所は「退職」です。
部下から話を聞き出す事は難しいですが、最もシンプルで確実な方法です。
まずは、話してくれるかどうか分からなくてもヒアリングしてみましょう。
関連記事:部下の話を聞く時の注意点
この記事は、これで以上です。読んで下さって、ありがとうございました。
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