管理職になれたけど、なんだかつまらない・・・
ヒラ社員の方が楽しかった。と感じる人は結構居ます。
その理由は、成果を実感しづらい事や、何だかんだで忙しかったという事です。
管理職になると、どうしても現場仕事から離れ、つまらなく感じてしまったり
部下のマネジメントがメインになってしまって、ヒマになる事があります。
そのせいで、つまらないなぁと思ってしまうんです。
今回は、そんなつまらない管理職の仕事、なぜ「つまらない」と感じるのか深掘りしながらどうやって乗り越えるかお話していきます。
楽しい!と感じるようになれば、次のポストへ近付くことができるでしょう。
管理職がつまらないと感じる主な原因
管理職になって「つまらないな」と感じてしまう、主な原因は3つです。
- 成果を実感しづらい
- 仕事に自分のこだわりが入れられない
- やる事があまりない
会社の状況にもよりますが、だいたい以上の3パターンです。
成果を実感しづらい
管理職になると現場仕事をしなくなり、成果を実感しづらくなりますね。
部下のマネジメントや、部下の仕事の承認。シフト調整。会議の出席。
管理職になると現場の仕事から離れてしまいます。
このせいで、新規の顧客が取れた!とか注文通りのものができた!といった成果を実感する機会がなくなるんですよね。
だから、管理職になると、つまらないと感じてしまうのです。
仕事に自分のこだわりが入れられない
このパターンも現場仕事から離れてしまう事による、つまらなさです。
こだわって仕事をやってきたのに、そのこだわりを入れられる仕事から離れてしまって、つまらなさを感じます。
例えば、他の人がやってない営業テク。管理職になると使う所がなくなるんですよね。
また後で説明しますが、管理職になったんですから、あなたのこだわりは部下に教えたら良いのです。
それでチーム全体の成果が上がれば、あなたの成果になりますよ。
やる事があまりない
管理職になったら忙しいのかと思いきや、やる事がなくなってしまった。
そんな人も時々居ます。
部下の自己管理能力が高かったり、課長代理みたいなサブリーダーで課長がだいたいやっちゃって、俺のやる事がねぇ!
そんな感じ。確かに、つまらないですよね。
こんな状況の時は、上の人から仕事をもらうか、自分で仕事を作るか、勉強などに時間を使いましょう。
管理職がつまらないと、つい感じてしまう原因
さっきと違うのは、管理職をやってて「こんなはずじゃなかった」と感じる原因です。
管理職の仕事が面白くない、というよりは想像と現実が違う事によるものです。
孤独感によるもの
管理職って孤独だね・・・と感じ、皆で仕事をしてた時よりつまらないね、と実感してしまいます。
管理職になった真面目な人は、勝手に孤独になりがちです。
- 管理職だから、部下とは平等に接しないといけない
- 部下と一線を引くべきだ
- 部下と昼飯を食うもんじゃない
と勝手に孤立していきます。
そこまで部下との距離を離さなくても大丈夫です。
管理職に必要なものは、親近感とか誠実性です。
結構、管理職のあるべき姿って間違ってる人が居るので、今一度どうあるべきか考えてみましょう。
部下の育成がうまくいかない
部下の教育、育成がうまくいかず「つまんねーな」と思ってしまう事もありますね。
メチャクチャ厳しい事を言いますが、能力不足です。
でも大丈夫。部下の育て方が分かるのが当ブログですので、まずは>>基礎から学べる「部下の育て方」完全無料で理想の上司にをご覧ください。
成功は部下のおかげ、失敗は管理職のせい
成功したら部下の成果にしないと、パワハラだし
失敗したら俺がケツを拭かないといけないし・・・管理職をやってて、「やったったぞ!」という快感がない。
そんな悩みを抱える人が居ます。
でも、これは仕方がない事です・・・が、1つ勘違いしてます。
確かに部下の成功は部下の手柄ですが、チーム全体の手柄はあなたのものです。
そこは間違えないようにしてくださいね。
現場仕事をしている方が楽しかった
とても現場仕事が好きな職人気質なタイプだと、管理職になって一気に面白さを感じなくなる事があります。
確かに現場仕事も楽しいですが、マネジメントの経験も積んでおくと後々メリットもありますし、こだわりを部下に教えるのも楽しみの1つです。
正解は分かりませんが、人事はアナタの持ってるもの、部下に教えて成果をたくさん出してほしい・・・と思ってるかもしれません。
現場仕事も楽しいかと思いますが、人に教えて成果を上げさせることも楽しいかもしれませんよ。
管理職という仕事を楽しむ方法
管理職の仕事はつまらないと思うかもしれませんが、考え方だけで乗り越えられる事もあります。
あとは役職の権限の範囲内でやれる事をやっちまうしか方法はありません。
マネジメントの経験をメリットと思う
管理職の仕事は誰にでもできる事ではありません。
役職に就かせた意図があったり、優秀だから任せたかった。と様々な思惑があります。
これを経験と考えるか、苦痛だと感じるかは人それぞれ。
どうせなら経験ととらえて、やれるだけやってみませんか?
管理職の経験をしておけば、もし万が一にも転職を考える事になった時、管理職の経験は転職市場でとてつもない価値を生み出します。
ですので、そんなに悪い事じゃないですよ。
部下の育成を楽しむ
部下の育成は上手くいかなかったら、つまらないかもしれません。
でも、難しいからこそ攻略できたら楽しいと思いませんか?
育成ゲームやRPGが好きな人は、ぜひとも部下を育てるゲームをやってみてください。
案外ハマってしまうかも・・・
部下の育て方なんか分からん!という人は、>>基礎から学べる「部下の育て方」完全無料で理想の上司にをご覧ください。
チームに自分の色を入れる
管理職になって、つまんねぇと思ってる人はあなた自身のポリシーをチームに浸透させてみてはどうでしょうか。
チーム、部署というのは管理職次第でいくらでも変わります。
ポンコツ管理職が来ればチームはボロボロになるし、天才的なカリスマが管理職としてチームを引っ張れば、何が起こるか分かりません。
極端な例ですが、管理職次第でチームは変わるものです。
押し付けはよくありませんが、何か1つでも「これはやろうぜ」と決めて、実際それで成果が出たり、お客様から評価を頂けたら嬉しいじゃないですか。
成功事例が出たら、部下が皆マネしますし。
そうやって自分のこだわりポイントや、やりたい事を貫いてみてください。
自己投資の時間や、先の事を考える
どうしても時間が空いてしまった時は、自己投資の時間や先の事を考えても良いです。
つまらないなら、なぜつまらないと感じるのか。その原因は?と深掘りしても良いですし、もっとこれ勉強したいなと思ったら勉強するとか。
本当に今の会社にずっと居る?この事業、このままで大丈夫?とか
管理職なんだから、経営者目線で様々な事を考えないといけない事もあります。
時間は有効に使いましょ。
まとめ:管理職の仕事はつまらない?それ本当?
管理職ってつまらない・・・そう感じるのも仕方がない事ってありますが、何とか乗り越える方法もある事が分かって頂けたかと思います。
- 管理職は部下の育成が仕事だ
- 管理職の仕事って、こんなもんだ
- 管理職なんだから、俺のやりたい事をやる
とまぁ色々と方向性や考え方があるかと思います。
どれでも良いので、今を楽しんでください。
管理職の経験は今後のキャリアを大きく左右する事もあります。せっかくつかんだチャンスなんですから、管理職の難しさを楽しんでみてください。
部下の育成に悩んだら・・・>>基礎から学べる「部下の育て方」完全無料で理想の上司にをご覧ください。