管理職はこうあるべきだ。こんな姿で居るべきだと思ってる。
と、それぞれ想像している管理職のイメージがあるでしょう。
- 本当にコレで良いのか
- 部下からナメられないか
- そもそも自分のキャラとは違う
色々と葛藤があるかと思います。
そこで管理職のあるべき姿は何が正解か、この記事で言い切ってしまいます。
これから言う事をとりあえず押さえておけば、間違いありません。
管理職のあるべき姿、正解は・・・
結論から言いますと「誠実性」です。
なぜかというと
- 親近感は万人にキャラが当てはまらない
- だけど誠実性はある程度、何とかなる
- 誠実性があれば、管理職として及第点
以上が理由です。
本当の所は親近感だと言いたいのですが、そんなキャラじゃない人も管理職になる事を考えて、私は誠実性だと断言します。
管理職は親近感も大切だけど人による
引用:明治安田生命「理想の上司」アンケート調査2022(PDF)
このように、親しみやすい方が理想の上司にランクインしています。
ですので、親近感が大切だと言えます・・・しかし、誰でも親近感を簡単に出せるとは限りません。
- 口数が少ない人
- 職人気質な人
- ツンデレな人
そんな人は親しみやすいというキャラを出すことが難しいですよね。
ですので、親近感は出せる人が出せば良いと考えます。
親しみやすさを前面に出せない人は、言葉の選択肢を工夫したり、普段のコミュニケーション方法に気を遣えばマイナスにならないので大丈夫です。
そのコミュニケーション方法は→部下とのコミュニケーションに悩まなくなる方法論をご覧ください。
管理職のあるべき姿は色々とあるけど
- 真摯的な態度
- リーダーシップ
- 戦略を組み立てる
- 経営者目線に立つ
- 部下と上長との橋渡し
- 部署内の雰囲気づくり
- チームの目標設定をする
- 部下の育成やマネジメント
- 別部署や、取引先との橋渡し
管理職はこういう事ができないとダメだと言われます。
ですが、必要なスキルとあるべき姿は別です。
マネジメントのスキルってのは学ぶだけじゃなくて、実際にやってみないと分かりませんし、100%の正解もありません。
ですので、学びながら実践していくしか、あなたなりの正解にたどり着く事はできません。
場合によっては会社や部署によっては全然違うマネジメント法で良い結果が出る事もあります。
だけど根本的な話、管理職のあるべき姿で重要なのは「誠実性」です。
誠実性に欠ける管理職が、どれだけスキルを学んで実践しようと思っても、上手くいくはずがないのですよ。
だから誠実性だけは絶対に外せません。
管理職はスキルだけで成功するものではない
管理職を上手くこなすにはスキルも必要ですが、どうしてもスキルだけでは人を動かす事はできません。
いくら口で上手いことを言っても・・・
- 自分に甘く、部下に厳しい
- 感情がこもってない
- 共感性がない
こんな人間が管理職をしていると、いくらリーダーシップがあっても。
いくら口では部下の事を褒めてるようでも。
仕事の振り方や仕事のスキルがあっても。
誠実な人でないと見られてしまうと、管理職の言った言葉は右から左へ通り抜けてしまいます。
だから、私はこのサイトでスキルも必要だけど、変わるべきはあなたの性根だと言っているのです。
ある程度はスキルでもカバーできますが、誠実性すらない人に人を引っ張る役職がある事自体が部下にとってストレスだし、会社にとって損でしかないと思ってます。
管理職が相手をするのはモノではなく、ヒトです。
相手がヒトである以上、スキルだけじゃなく人柄もかなり重要なのですよ。
では次は人柄を左右する、誠実性の上げ方について解説します。
管理職のあるべき姿に必要な、人格の上げ方
管理職になってほしい人ってどんな人?と聞かれたら、こんな結果が出ましたね。
- 親しみやすい
- 頼もしい
- 知性的
この3要素は特に理想の上司に選んだ理由として挙がったものです。
参考:明治安田生命「理想の上司」アンケート調査2022(PDF)
どこに誠実性があるんだよ?と思うでしょうが、誠実性とはどんなものなのか、そっから深掘りしていきましょう。
管理職に必要な3要素
誠実性は「勤勉性」「継続性」「真面目さ」という意味が含まれてます。
コミュ力が高いタイプであれば、相手の事を真剣に考えて言葉を選びますし、最後まで仕事をやり切る力も持ってます。
勉強家だから知性的だし、仕事に対する意識も高く、頼もしい人だと言えるでしょう。
だから誠実性は管理職のあるべき姿として最的確な要素なのです。
どうすれば管理職のあるべき姿に近付けるのか
- 自分との約束をできるだけ守ること
- 誠実性が高い人の真似をする
- 自己肯定感を上げること
ストレートに効くのが自分との約束をできるだけ守ることです。
誠実ではない人というのは、自分で決めた事すら守れないので、そのクセを断ち切るのが最も直接的です。
ですので、1度決めた事はできる限り最後までやり切ること。
必ずしもやり切る必要はありません。できる範囲で良いですので、やってみてください。
同じ理由で、コツコツとスキルを上げようとしたり、正直になるとか
誠実性が高い人の真似を1つでも良いからやってみましょう。
自己肯定感は管理職のあるべき姿に必須
自己肯定感が低いと、どうしても自分に自信が持てなくて、管理職としてあるべき姿には近づくことができません。
自己肯定感は誠実性ともリンクしていて
- 完璧主義すぎる→挑戦意欲がなく勤勉性に欠ける
- 自分に自信がない→人の意見に左右される
- 他者評価が気になる→言行不一致が増える
このように自己肯定感が低いと誠実性も低下してしまいます。
ですので自己肯定感を上げる事もオススメします。
自己肯定感を上げておくと、メリットいっぱいです。
- 誠実性が上がる
- 仕事で成功しやすくなる
- 精神的に安定し、女性にモテる
仕事だけでなくプレイベートも充実するので、自己肯定感が足りてないと感じているのでしたら、まずは自己肯定感から上げてみてください。
詳しい自己肯定感の上げ方は→自己肯定感を上げる3つのステップで解説していまう。
管理職のあるべき姿で最重要なことは
序盤で色々と挙げましたね。
- 真摯的な態度
- リーダーシップ
- 戦略を組み立てる
- 経営者目線に立つ
- 部下と上長との橋渡し
- 部署内の雰囲気づくり
- チームの目標設定をする
- 部下の育成やマネジメント
- 別部署や、取引先との橋渡し
ですが、ほとんどはコミュニケーションうんぬんの話だったりスキルの問題です。
そんなものは何とかなります。
もっと重要な事は、誠実性があるかないか。
誠実性がない人が管理職になり、あるべき姿を目指したところで、絵に描いた餅。
部下から慕われたり、尊敬される管理職にはなれません。
だから誠実性が重要なのです。
誠実性の上げ方は3つ。
- 自分自身との約束を守る
- 誠実な人の真似をする
- 自己肯定感を上げる
自己肯定感は管理職のあるべき姿に近付けるだけじゃなく、単純に仕事やプライベートが良い方向に向かいます。
上げておいて損する事は・・・実はちょっとありますけど(笑)
メリットの方が多いので、自己肯定感は上げておきましょう。
>>自己肯定感を上げる3つのステップを参考にどうぞ。