マネジュク【部下の育て方が分かるブログ】

「 私、それだ 」と気付き、学べる 職場での悩みに特化したブログ

部下がうつ病になった!そんな時の対処法【予防策もアリ】

部下がうつ病っぽい。うつ病になった?そんな時にどう言葉をかけて良いのか難しいと思います。

精神が不安定な人に対して、うかつな事を言うのはかなり危険で、ただ単に退職したり無断欠勤するなら良いですけど、電車を停めるような事になるとかなりキツイです。

そこで最悪の事態になる前に、どうしたらいいのか。

部下になんて声を掛けてあげれば防げるのか。そもそもどんな職場環境なら、うつ病を防げるのか。

今日はその解決策を書きます。

1度は精神が壊れかけ、自傷までやった私だからこそ、うつ病の人にピッタリな救いの言葉をお送りします。

うつっぽい部下との正しい接し方

うつっぽい部下との正しい接し方

面倒くせぇ!自分の機嫌くらい自分で取れよ。

うつ?そんなの気合で治るわ!

って思ってるアナタも、いつうつ病になってもおかしくないです。

気付かないうちに思考のバグが起こり、段々と自信を無くして自分を追い詰めていきます。

性格的に、うつ病になりやすい部下は居ますが、切欠や原因には共通点があるので、そこを回避しましょう。

うつ病っぽい部下にかけてはいけない言葉

結論からいって、否定するような言葉は100%アウト。

ナゼかと言うと十分過ぎるくらい、もう自分自身を否定しているので、追い打ちをかけたら悪化するだけなんです。

存在の否定。発言の否定。仕事の否定。全部ダメ。

  • 皆同じで大変なんだよ
  • もうちょっと頑張ってみようよ
  • (的外れな)こうすれば上手く行ったから、試してみ?

こういう励ましとかも必要無いんです。

うつ病は、頑張る気力さえ奪うので背中を押したらダメ。

「俺、全然仕事できてなくて、申し訳ないというか・・・」と言い出す部下が居るとしたら?

そんな時は「どうしてそう思うの?」と逆質問をしてみましょう。

そうすると意外とチマチマした理由を挙げる事も。

だったら「そんな事、気にしなくても良いんだよ。俺も同じ頃はもっとミスってたし、怒られる事もあった。俺たちがサポートするから大丈夫」と言ってあげると、少しは気楽になるかと思います。

とにかく、やたら否定するのだけは止めてください。部下が通勤中に電車に向かって飛び込むかもしれないんで。

うつ病っぽい部下に寄り添え

うつ病っぽい部下に寄り添え

やる事はたった1つ。うつ病な部下の話を聞いてあげる事。

とにかくうつ病の部下にはエネルギーを与えても無駄なんで、ぐるぐるした物を吐き出させる事に意識を向けてみましょう。

もちろん、これまでの部下との人間関係の構築次第では話すらしてくれません。

まぁ、相談できる上司部下の関係なら、あまり部下がうつ病になる事はないでしょうけど。

まずは部下の話を聞いてみましょう。

その後にかける言葉は「大丈夫」「よく頑張ってるよ」「ずっと我慢してたんだね」「言ってくれてありがとう」こんな感じ。

ここでアナタの頑張った乗り越えエピソードは全く必要ないです。お前の話を聞きたくて喋ってる訳じゃないから。

うつ病は自分の存在価値が、この会社にあるのかどうか不安に思ってたり、自信喪失が主な悩みなんです。

だから「うちにとって必要な人材だ」「こういう所、成長してるよ」という言葉の方が重要。

うつ病な部下に与える言葉でも注意するべき事

仕事の評価とかを再度するのはOK

だけど「期待してるんだから」は重いんです。

ただでさえ自信を失って自分でプレッシャーをかけてる状態なのに、死体蹴りみたいな事をしたらマジで飛び降りてしまいますよ。

なので、まずは現状が大事。今どういう事が出来るのか、ここまで成長してるって事を再認識させるのが優先。

復活してきたら、新しい仕事を任せましょう。

自分では部下をどうにもできない時は

自分では部下をどうにもできない時は

部下が話をしてくれない。どうしたら良いか分からない。

そんな時は、自分より上の人に相談しましょう。

それくらい自分でなんとかしろよ。って上の人に思われるかもしれないけど、ほっとく訳にもいきません。

手に負えないからお願いします。と正直に言いましょう。

そうでもしないと、退職したり人身事故なんかになったら、責任がアナタだけに降りかかります。

無理だと思ったら上司に助けを求めましょう。

クソ上司でなければ、何とかしてくれますよ。

うつ病な部下の負の思考スパイラル

うつ病とは、脳にバグが起こっていて考え方の悪いクセから抜けられない状態だと思ってください。

最初は、ほんの小さな事が原因だったりします。

  1. ミスして怒られちゃった
  2. 見られてると緊張する
  3. またミスった
  4. 怒られた
  5. 俺がダメなんだ

このように、どんどん自信を無くします。

部下がミスった時のフォローのやり方を間違うだけでも、うつ病に発展するんです。

注意する時の言葉の選択肢には気を付けましょう。

部下がうつ病にならない、ミスった時のフォロー方法は下記の記事にまとめてるので、ご覧ください。

>>【完全保存版】部下に指摘する時のポイント

うつ病のサイン

うつ病のサイン

部下の心の状態は、本人に聞いてみないと分かりませんが、言動から感じ取れる事もあります。

管理職の仕事で忙しいかと思いますが、部下の状態を把握する事も仕事の1つだと思って、観察してみましょう。

うつ病の疑いがある部下の言動10選

  1. 笑顔が減った
  2. 会話が減った
  3. ため息が多い
  4. 離席の回数が多い
  5. 遅刻が多くなった
  6. 小さなミスが増えた
  7. 朝は元気ないけど、夕方は元気
  8. 仕事に対する意欲が感じられない
  9. 仕事頑張ってるけど、無理してそう
  10. 食欲なさそう(お昼あまり食べてない。食べなくなった)

うつ病になり始めると、食欲の減退や睡眠障害が起こる事があります。

また意欲がなくなるので、仕事に対する集中力やモチベーションが無くなりがち。

自分で何とかしようと、ちょっと離席して落ち着いたり。水を取ってきたり、コーヒーを入れにいったり。落ち着かない人も居ますね。

朝は身体重いんだけど、夕方になってくると、終わりが見えてきて少し気楽になるパターンもあります。

1番は性欲に現れますが、性欲の事を聞くと問題になるんで止めときましょう。(笑)

うつ病疑いと退職のサインは近い

部下がうつ病になってないか・・・と退職するんじゃないだろうか。この2つは兆候が似てる所があります。

>>部下が退職しそうな時のサイン・前兆25選

共通している部下からのサインは、結果的にうつ病になるか退職するかの違いであって、中身は一緒です。

思い悩んで仕事を続けるという選択をし続けると、うつ病になるし。

うつ病の一歩手前で「ここに居たらダメになる」と判断して、辞める人も居ます。

このように最終地点は会社にとって損をする結末なんで、部下のサインを見逃さずにすぐ対処しましょう。

部下がうつ病になってしまう原因

部下がうつ病になってしまう原因

昔はうつ病なんて無かったのに、なんで増えたの?

その理由は、主に3つ。

  • うつ病に関する情報が増えてきて、すぐ手に入る
  • 家の中での役割がなくなった
  • 自由度が増えたのに、親に抑えつけられる

では順を追って説明していきます。

うつ病に関する情報が増えてきて、すぐ手に入る

俺ってうつ病なのかな?と思って、スマホをポチポチ。

今はうつ病診断を手軽に出来てしまうサイトもあります。その結果を見て、うつ病なんだな・・・って思ってしまうのも原因です。

結局、うつ病ってのは考え方のバグやマイナスのループが原因なんで、自分で悪化させてるだけなんですよね。

これはネット社会である今では逃れられないトラップです。

じゃぁどうすりゃいいのか?って言うと、うつ病にならないような環境にしてあげる事。

これについては後でアドバイスします。

>>うつ病にならない職場環境にする方法へジャンプ

家の中での役割がなくなった

戦前や戦後は大変で、子供にも家事や育児。仕事や手伝いがありました。

だけど今はそんな時代じゃなくて、子供は勉強をすりゃ良い時代です。

こうなると、子供は何をして良いのか分からん。と混乱してしまいます。

役割がなくなった事自体は、そこまで悪い事じゃないんですが、この次が問題。

自由度が増えたのに、親に抑えつけられる

自由度が増えたのに、親に抑えつけられる

家での役割が無くなり、自由にしたらいい。となると子供は自分の存在価値をどこで確かめればいいか分からなくなります。

俺はサッカーが好きだから、サッカーをする!サッカー選手になるんだ!

と言った所で「サッカー選手なんて、なれるのは一部の人だけ。できる訳が無い。やめとけ」と言われるのがオチ。

とにかく勉強しろ。良い大学に入って、良い会社か公務員に就職しろ。

こんな風に子供の夢を否定。破壊。皆同じで安心。という日本人特有の悪いクセを発揮します。

これするな。あれしろと抑えつける事で、ただ何となく生きてるって感じになり、自信を持てないまま育ってしまいます。

この自信の無さが、後々になってうつ病を引き寄せてしまうんです。

参考:ニッポン放送 “メンタルの弱い人”はなぜ増えているのか!?

指示待ち人間にもなりやすく、非常に扱いづらい世代だと感じるでしょう。

100%そういう部下ばかりではないですが、割合的に増えているので、対処できるようになるしかないです。

なので部下がうつ病になってしまうのは上司の責任・・・とも言えます。

部下のうつ病は上司の責任なのか

部下のうつ病は上司の責任なのか

部下がうつ病になってしまうのは上司の責任とも言える。とは言いましたが、過失100%じゃないです。

ゆうて50:50です。うつ病にならないような環境を作っていれば、全く問題がないんで。

うつ病の初期ってのは、ただ考え方が悪いってだけ。

どう言えば部下が自信を持つようになるのか、考えて実行すりゃいいだけです。

逆に、意図的に部下をうつ病にする事も出来ます。

部下がうつ病になってしまうセリフ集

何だよお前のその仕事に対する姿勢は!やる気あんのか!

お前なんてどこ行っても役に立たねぇのに、雇ってくれた恩はないのか!

お前の代わりなんて、いくらでも居るんだよ!社会のゴミが!

って毎日のように言い続けたら、ブチギレて辞めるかうつ病になります。

結構カンタンな事なんです。

部下の事を道具のように扱えば、うつ病になってしまうでしょう。

部下がうつ病にならないようなセリフ集

おはよう。今日も朝から元気だね。

頼んでた仕事、もうできたの?早いな。ありがとね。

今日もお疲れ!やっぱ君に頼んで良かったよ、先方も喜んでくれてたよ

こういう事を言えば、本心で思って無くても多少はマシです。

使う言葉を意図的に変えるだけで、部下のストレスを減らす事が出来るんで、やってみましょう。

うつ病になりづらい職場環境の作り方

うつ病になりづらい職場環境の作り方

ほぼ答えを言いましたが、部下がうつ病になりづらい職場環境の作り方は

肯定的な言葉が飛び交う職場

これが、うつ病になりづらい職場環境です。

頭ごなしにすぐ何でもかんでも否定され、お前の代わりはいくらでも居るんだよ。なんて言われる職場なんて、誰も居たくないですね。

部下にどんな言葉をかければいいのか

性質的にいえば、肯定的な言葉。優しい言葉をかけりゃ良いって事ではないです。

そこの所、間違えないように。

目の前で起きている事に対して、一言目に「いいね」と言う事が大事。

「いいね」はシンプルかつ、最上級の肯定ワードなんで積極的に使ってください。

具体的な事例

  • 朝出勤してきたら「今日も来てくれてありがとう。助かるよ」
  • 挨拶してくれたら「おはよう。今日も良い挨拶だね」
  • 仕事を引き受けてくれたら「ありがとう。お願いね」
  • 頼んだ仕事が出来たら「ありがとう」
  • 残業になったら「残ってくれて助かるよ。ありがとね」
  • 仕事が終わったら「今日もありがとう」

大げさな感じだけど、こんな感じ。

いきなり言うと、ちょっと気持ち悪いかもしれませんが、それは仕方がないです。今までやらなかったから気持ち悪いんです。

ずっと続けていけば、すぐに慣れます。

経費は一切かかりません。

部下にかける言葉を選ぶだけで、部下のうつ病を予防できて自信を持つようになりますよ。

部下が自信を持つようになれば、仕事の能率が上がって、ガンガン成長するでしょう。ぜひやってみてください。

マネージャーに対する教育プログラムなんてのもあるので、詳細は下記リンクからどうぞ

>>3ヶ月のプログラムで部下から慕われるマネージャーに【CoachEd】

この記事は、これで以上です。読んで下さって、ありがとうございました。

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