マネジュク・部下の育て方が分かるブログ

「 私、それだ 」と気付き、学べる 職場での悩みに特化したブログ

仕事で助け合わない原因は?必ず改善できます

部下が自分の事ばかり考えて、助け合おうって姿勢が無いんですよね・・・

確かに、優秀な部下からすると助けてもメリットが無いかもしれません。

どういうことかというと、他の人を助けたからといって自分の評価になるとは限らないからです。

でも、理屈でいえば助け合う方が会社全体のためになります。

じゃぁどうすれば助け合わないって状況から改善できるか、もうお分かりかと。

仕事で助け合う事も評価にいれよう

仕事で助け合う事も評価にいれよう

簡単な事です。独りよがりな仕事をする奴は実績があっても、それだけ。

それなりの仕事をして、ちゃんと周りの人と助け合って仕事をするなら、プラスを付ける。

根本的に人事評価の制度を付け加えるとか、変えてしまえばいいんです。

報酬をエサにする事のメリット・デメリット

人事評価に加える事で、直接的なメリットが生まれて助け合う職場になりますね。

でも、評価の為に助け合うのってちょっと違うんじゃない?と感じるかと思います。

なのでよっぽどヒドくない限りは、直接的に評価と結びつけない方が良いです。

報酬をエサにすると、本当の意味で「助け合う職場」になってないし、無限大に経費が膨らんでしまいます。

というわけで人事評価に入れるのは最終手段と思っておいてください。

助け合わないなら、まず褒め言葉を

助け合わないなら、まず褒め言葉を

カネのかからない口先で出来る事は、試してみてください。

みんな助け合わないって事はあまり無いと思うんで、助けてくれた人をべた褒めしましょう。

まぁ人間って理屈で動く動物じゃないんですが、結局は・・・

  • 他人から褒められる
  • 他人の役に立ってると感じる
  • 他人に喜んでもらう

こういう事を実感すると、やって良かった!と感じます。

相手にそう思わせるには別に1万円札を使わなくてもいいワケで、「助けてくれてありがとう!」でも伝えられますよね。

だからまずはコミュニケーションだけで頑張ってみてください。

ついでに人事評価シートとかには、何かしらプラスを入れておくと助け合わない人との差が出るんで、何気に効果的かも・・・

助け合わない職場になってしまう原因

実は部下が悪いわけじゃなく、職場環境の方が問題な事も・・・

どういうことかというと

  • 誰からも褒められない
  • 助け合っても誰も見てない
  • 協力しても、最後に提出した人の手柄になってしまう

こんな環境じゃ、助け合おうだなんて思いません。

ちょっとした事でも、損ってしたくないもんです。

電車で年増に席を譲ろうとしたら、キレられて拒否されたら「せっかく声かけたのに、損したな」と思います。それと同じ。

だから助け合わない職場は部下が周りの事を考えない、独りよがりな人間だ。と勝手に思わないように。

助けたのに全く見返りのない職場だと、助け合う気になりませんね。

全く助け合わない職場になってしまってる場合

全く助け合わない職場になってしまってる場合

ひとり一人が全く協力しない。バラバラで、ある程度連携は取れてるけど、ギスギスしているようなチームになってる時はどうしたら良いか。

めったに無いとは思いますが、こういう最悪の場合の対処方法を言っておきます。

誰も助け合わないなら、管理職権限を使おう

ゆうてチームの責任者や指示命令権は、管理職にあります。

助け合わないなら、助けてやるよう口を出しましょう。

だけど、ただ単に「助けてやって」と言うんじゃなくて、「絶対にお前が助けてくれた事はポイントに入れるから、頼む」と

  • お願いする感じで
  • ベネフィット(利益)も添えて

部下にお願いしましょう。

そしたら、やらない理由は無いので助けあってくれますよ。

忙しい、などと拒否された場合はすぐ引き下がりましょう。他の人に頼めばいいんです。

1人でも良いので捕まればOK

あとは言った通りに評価ポイントに入れてやれば、文句もないし他の人もやろうと考えるでしょう。

誰も捕まらなかった時は、運が無かったとしか言いようが無いですね。

別の機会をうかがうとか、自分のマネジメント業務を削ってでも部下の仕事を助けてあげてください。

人に頼むのに自分がやらないのは、部下の不信感を買いますよ。

褒め上手になっておけ

褒め上手になっておけ

助け合わない職場になった原因は、殺伐とした感じにした管理職にも非があると思っておいて下さい。

100%ではないですが、大半は取り仕切る人のマネジメント能力が無い事が多いですね。

でも、ここにたどり着いてる時点で、何とかしなきゃ!と行動してるんで、いくらでも挽回できます。

そんなアナタがまずやる事は、褒め上手になる事です。

ただ部下を褒めりゃ何とかなるとは思わないように・・・

褒める時のポイントは3つ

  • 相手の行動に対して、すぐに
  • 相手の行動を具体的に。感想も具体的に
  • 本心で相手の事を褒めるように

この3つに気を付ければ、褒め方の基本はOKです。

でもゴテゴテに褒めない事(笑)

たかだかコーヒーを持って来てくれた事に対して

「〇〇君、コーヒー入れてくれてありがとう。〇〇君みたいに気遣える人は絶対上手くいくと思うよ~」とか、言い過ぎ。

自然に思った事を口にする程度で良いです。

ムリに言おうとすると、演技っぽくなるので胡散臭くなってしまいます。

その辺は感覚の問題ですね。

とにかく、思った事とか感じた事を素直に言えるようになりましょ。

褒める時のコツは→部下を褒める時のコツ【実は73%の上司が間違ってた】にまとめてるので、ぜひご覧ください。

まとめ:助け合わない職場を改善する方法

助けてくれてる人をちゃんと褒めるようにすれば、少しずつ助け合うようになります。

もちろん、褒めるだけじゃなくてコッソリと人事評価にプラスを加えておくと良いですよ。

昇給のタイミングにならないと気付かないので、時間かかりますが

コミュニケーションで表せば早いし安いんで、今すぐにでもやってみてください。

  • 助けてくれた人を褒める
  • 部下に助けてあげるよう指示をする(メリット付き)
  • 誰もやってくれないなら、自分でやる

助け合わない職場だと個人個人のレベルが全てになってしまいます。

1人で出来る事には限界があるんで、絶対に助け合った方が良い結果が出るはずです。