今回は、頑固な人の場合、どう対応すれば良いか解説します。
この記事は、管理職アドバイザとして仕事をしている龍那(@lancelot2579)が書いてます。部下、新入社員の教育は、お任せください。
目次
頑固な人に対する考え方
自分が正しい って思う病気だから、無理に変えようとしても無理。
どんな人に対しても、「お前、変われ」って言っても変わりません。
他人を変える事って出来ないんで。
頑固な人なんて、余計に変わらないですよ。
あなたも、相手も、イライラするだけなんで、やめときましょ。
承認ですね。
「 褒める 」に似てるんですけど、ちょっと違う。
承認について、次で軽く説明しますね。
頑固な人の育て方1 承認する
承認とは、「ありのまま認める」っていう褒め方。
一般的な「 褒める 」ってのは、結果が出たから褒める。
つまり、特別な場面ですね。
承認は、ありのまま認める褒め方なんで、結果関係なく褒める方法。
レベルの高い管理職は、承認が出来てます。
例えば・・・
ミスをしても、挑戦した事自体を褒める。
頑固を直すために承認する訳じゃ無いんです。
今後の流れは・・・
- 相手の事を承認する
- 深いコミュニケーションを取る
- 信用されるようになる
- 性格に合わせて、上手くコントロールする
なんせ、相手は頑固者。
変えようたって、不可能。
頭ごなしに否定なんかすると、相手が会社を変えようとします。
中身って意味じゃなくて、会社を辞めるって意味で。(笑)
だから、承認しましょ。
承認のやり方については、【 実践編 】 褒め方のコツ < 永久保存版 >にまとめてますので、読んでみて下さい。
承認ってメッチャ便利ですよ。
- 相手の承認欲求を満たせる
- 人間関係が良くなる
結果が出て無くても、怒らずに支えてくれたり、教えてくれてる人の事、嫌いになる事は無いでしょ。
だから、とりあえず承認で良いんですよ。
頑固な人の育て方2 深掘りをする
距離が縮まってきたら、相手の事をもっと知りましょう。
っていうのは・・・頑固になる理由がいくつかあるんです。
- 過去の成功体験が強い
- プライドが高すぎる
- 甘やかされてきた
- 信念が強すぎる
- 自己中心的
- 負けず嫌い
- 完璧主義
面倒なのが、「完璧主義」「甘やかされ」「自己中」
完璧主義者は、間違いを指摘すると修正してくれます。
ちゃんと理論立てて間違いを指摘すると、良いですよ。
指摘する方法は、【完全保存版】部下に指摘する時のポイントで解説してますので、読んでみて下さい。
甘やかされ、自己中は、ミスを認めないタイプが居ますね。
ミスを認めないタイプは、言い逃れ出来ないようにしましょう。
- 自分がメモを取る
- 事前にミスしやすい点を伝えておく
- 時々フォローする
伝えた事や、教えた事をメモしておきましょ。
【具体的な流れ】
- 伝えた事、教えた事をメモに書く
- わざとメモが見えるように、書く
- 知らないフリなどをしたら、メモを出して確認する
ミスを追求しても良い事無い。
ごまかしが出来ない人だな、って思わせりゃOK。
【注意点】
- 「メモ取ったからな」と言う必要性は無し
- メモを見せて、追い詰める事もしない
- 言い逃れした時に、怒らない
なんせ、やってしまった事は仕方ないですからね。
軽く注意する程度にしときましょ。
承認がしっかり出来たら、基本的に何言っても受け取ってくれますから。
相手の承認欲求が貯まるまでは我慢。
事前にミスしやすい点を伝えておく時、メモと合わせると良い。
素直にミスを認めたら、「当たり前だ」と思わず、褒めましょ。
褒めるのがヘタクソな人は、「当たり前」が多すぎ。
頑固な人の育て方3 仕事をしないタイプ
仕事をしない頑固者は、シンプルにアウト宣言しましょ。
仕事に対する信念が強い人は、バリバリ仕事します。
だけど、仕事をしないタイプも居ます。
仕事をしないタイプの人には・・・
- 個別で話し合う時間を作る
- 一応、記録を取る(録音)
- 注意する
- 余計な事は言わず、話し合いは終わりにする
- 仕事ぶりを観察
- 改善したら褒める
- 改善の傾向が無ければ、もう1度注意
あまりにも続くようなら、人事評定してもらう。
他の人だって見てるから、言い逃れは出来ない。
嘘かもしれませんけど、一応謝っておきましょ。
「そうか、ごめん。俺が見てる時、たまたま休んでたんだな」
こんな感じで。
よっぽど悪い性格してないと、信じてくれた人に嘘を吐き続けるのは難しいですよ。
なんせ、反応的にコミュニケーションを取ったらダメ。
どういう言葉を使えば、上手くコントロール出来るか考えましょ。
頑固な人に対する接し方
基本的に、やってる事にケチつけなければ、静かですよ。
あとは、頭ごなしに頑固さを否定しない事。
相手は、ちょっと子供っぽい所があります。
だからといって、見下すのはダメ。
相手がどんな人であっても、上手く扱うのが、上司の役目ですよ。
この記事は、これで以上です。最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
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