今回は、自分の権利ばかり主張する人の場合、どう対処すれば良いか解説します。
この記事は、管理職アドバイザとして仕事をしている龍那(@lancelot2579)が書いてます。部下、新入社員の教育は、お任せください。
目次
自分の権利ばかり主張する人に対する考え方
いわゆる、ワークライフバランスを重視してる人とは、価値観が違うのかも。
- 仕事が第一
- 金さえ稼げればいい
- 自分の時間を大事にしたい
色んな考えの人が居ますから。
自分が相手の事を理解できなくても、自分の考えを押し付けちゃダメ。
相手の事を否定しても、良くないですよね。
自分の事を否定されたら、嫌でしょ?
だから、とりあえず相手の事を知ろうと努力しましょう。
自分の権利ばかり主張する人の育て方1 相手を知る
ワークライフバランスを重視する人は、大まかに3つの理由がありますね。
- 時間の無駄が嫌い
- 趣味に時間をかけたい
- 何か別の大事な用がある
相手の事を知らなきゃ、ワークライフバランスを重視する理由が分かりませんね。
理由が分かれば、相手の満たしたい事が分かる。
すると、言い方が変わりますよね。
「何で皆と同じように早めに来たり、残業しないんだ!」
って言い方じゃなくて
「〇〇さんの趣味って、お金かかるし、時間欲しいよね。どうすれば収入も上がって、残業しないで済むと思う?」
みたいな言い方に変わるでしょ。
ま、ここまでの話に行きつくには、信用を積み上げなきゃ無理なんですけど。
人って、自分の事を簡単にペラペラ話してくれる人ばっかりじゃない。
初めて会った人とか、関係の浅い人には喋りませんよね。
特に男性は、あまり自分の事を喋らない傾向がある。
ポイントは3つ。
- 相手の話を、ちゃんと聴く
- 日常的に、相手の事をよく見ているか
- 話掛けられやすい表情、態度をしているか
当然ですけど、自分の話を聴いてくれない人とは、マトモに話出来ませんね。
自分の事をよく見てくれている・・・つまり、承認してくれてるか。
何か機嫌の良い時と悪い時があると、話しかけづらい。
以下に、コミュニケーションについて書いてる記事を貼っておくので、詳しく知りたい方は読んでみて下さい。
自分の権利ばかり主張する人の育て方2 相手に合わせる
ワークライフバランスを重視する具体的な理由が見えると、相手の求めてる事に合わせて言い方が変わりますね。
さっきの例・・・
「〇〇さんの趣味って、お金かかるし、時間欲しいよね。どうすれば収入も上がって、残業しないで済むと思う?」
趣味がゲームだったり、買い物だったりすると、相手の関心事に合わせて言い方が変わりますよね。
「課金して、ゲームでスカッとしたいよね」
「新作が出たら真っ先に買いに行きたいよね」
みたいにね。
人は、共感してくれると喜びます。人によりますが、どんどん話をし始めますよ。
その後で・・・
「趣味を楽しむために、お金も稼いで、残業せずに帰るには、どうしたらいいか考えてみよう」
って言うと・・・
相手は自分で「仕事をもっと効率良くしなきゃ」って考えるでしょう。
こういう考えが出なくても、「いや、お前な・・・」って言わない事。
ようは、こっちのお願いを、ストレートに言っても伝わらないよって事。
相手の関心事に関心を持てば、上手い変化球を投げられるようになります。
上手く伝われば、相手のモチベを上げる事が出来ますよ。
自分の権利ばかり主張する人が居たら
ワガママ言ってる・・・と考えて、無視するのはダメ。
もしかしたら、会社の就業規則を変えるタイミングかもしれない。
本当は、他にも不満を持ちながら仕事をしている人だって居るかも。
自分の権利ばかり主張する人を中心に考え直せ。
って訳じゃない。
でも、従業員満足度ってメチャクチャ大事。
ひょっとしたら低いかもしれない。
会社の維持が大変になるかもよ。
相手の関心事に関心を持つだけじゃなく、会社のルールを変えるタイミングかもしれないって事も、頭の片隅にでも置いときましょう。
きっと、より会社が良くなりますよ。
この記事は、これで以上です。最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
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