マネジュク・部下の育て方が分かるブログ

「 私、それだ 」と気付き、学べる 職場での悩みに特化したブログ

偉そうな年上部下を手懐ける方法

今度、年上の部下が入って来るんだけど、不安でしかない。

確かに、年上の部下ってちょっと扱いづらいですよね。ましてやプライドの塊なんか来たら面倒くさくって、ちゃんと言う事を聞いてくれるか心配になるかと思います。

そこで今回は年上部下が相手でも上手くコミュニケーションを取る方法についてアドバイスします。

この記事で分かる事

  • 偉そうな年上部下を懐柔させる方法
  • 年上部下に注意する方法
  • 仕事できない年上部下には、どうすればいいか

偉そうな年上部下を懐柔させる方法

偉そうな年上部下を懐柔させる方法

相手が部下だからと言って上から抑えつけると失敗します。

  • ちゃんと1人の人間として尊重する
  • 今までの経験を否定しない
  • 敬語は必ず使う

私は実際に職場で2ケタ以上は上の年上部下に仕事を教えていたので参考になるかと。

ちなみに、年上の部下が全員メンドクサイ人って訳じゃないんで大丈夫です。

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1人の人間として尊重する

年下で立場が上の人が居たら、それだけで気分が落ちる人は居ます。

ナゼかというと「年下の言う事を聞かなきゃいけないのか」という気持ちを持ってるから。

卑屈な人は「どうせ心の中では見下してるんだろ」とかね。

そういうイメージを自ら破壊する行動を見せると良いですよね。

例えば

  • 敬語や丁寧語をキッチリ使う。
  • 「そんなやり方があるんですね」と今までの経験を否定しない。
  • 「興味あるんで〇〇を教えて下さい」と前職の事などを聞く。

そんな下手に出てナメられない?

大丈夫です。いくら下手に出ようが仕事のキャリアは圧倒的にアナタが上なので「簡単には抜かせられない」とさり気なく思わせたら良いんです。

  • はるかに難しい仕事をこなす
  • 部下の尻ぬぐいをする
  • 的確に仕事の割り振りや指導をする

そんな姿を見せていれば「あ、この人スゴイわ」って勝手に思ってくれます。

年上部下の前で威張り散らす必要は無いです。本人に対しては尊重を。

普段の仕事はバリバリとこなす。これでOK

よっぽど頭おかしい人でなければ人がついてきます。

今までの経験を否定しない

今までの経験を否定しない

年上の人だと場合によっては他社経験を経ています。

そんな人にも、それなりのプライドがあるので、プライドをへし折ってはいけません。

それまでの経験や考え方を否定するんじゃなくて、自分の会社でも取り入れられる部分は取り入れようとしましょう。

どんな人でも頭ごなしに「うちのやり方は、こうだから守って下さい」では、ムカつくだけなんですよ。

頭の良い人だと(頭の硬い会社だな。将来性無し。さっさと辞めたろ)って気持ちになります。

だから否定しない。まずは肯定する。

マジで守らないといけない点は守ってもらう。これだけクリアしてたら私は良いと考えてるんですよね。多少やり方が違っても。

そういう柔軟性があると良いですよ。

で、より効率も完成度も良いなら、むしろそのやり方を取り入れたいです。

ここまですれば、年上部下だろうが人心掌握は完了です。(笑)

敬語は必ず使う事

敬語は必ず使う事

ガッチガチに使う必要はないですが、失礼のない程度に使いましょう。

私はあまり気にしませんが、突然年下に言われたら「なんやねん、こいつ」って思います。

明らかに相手が年上の上司でも、イキナリ馴れ馴れしく喋り掛けられたら「マジか、こいつ」って思いますよね。

日本に居る以上は、そこん所キッチリした方が良いです。真面目ちゃんが多いので。

友達じゃないんだから、言葉遣いには気を付けた方が良いですよ。

相手が年下の部下でも気を付けるべきです。特に、あまり年の差がない場合は丁寧な言葉を使うべきです。

ちょっとした言葉の使い方で印象が変わるので、意識してみましょう。

「これ、やっとけよ」じゃなくて「これ、やっといてくれる?」

「これ、頼むな」じゃなくて「これ、お願いね」

明らかに相手の方が年が下でも、ちょっとした言い方で相手の受け取り方が変わります。

命令口調じゃなくて、若干お願いする感じにすると柔らかくなりますよ。

年上の部下と上手くいくコミュニケーション方法

年上の部下と上手くいくコミュニケーション方法

やり方は色々とありますが、相手の良い所を探すのが1番オーソドックスです。

相手の良い所を探す方法

じっくり年上部下の行動を観察してみましょう。

探そうと意識すれば見えてくるもんです。(見つからんようなクズがたまーに居ますが)

見つけたら、さり気なく本人が居ない所で「最近入ったAさんって、こういう所凄いと思わない?」って喋ってみましょう。

それだけ。

本人に直接言わない事がポイントです。これを陰褒めと言います。

>>陰褒めの詳しいやり方は、こちらから

いきなり直接言うと「こいつ、俺に媚び売ってるの?」って思われるかもしれないんで。

年上部下が愚痴を言い始めたらチャンス

正直、部下の愚痴なんて聞きたくないでしょうけどチャンスです。

愚痴は心を許してる人にしか喋らないもんなので、その内容が仕事の話でなくても聞いてあげましょう。

ただただ聞くだけでも良いです。

アドバイスも不要。共感すればOKです。

「確かに。分かります~」って感じで相槌を打ちましょ。

すると、どんどん心を開いてくれますよ。

年上部下に注意する時

年上部下に注意する時

よっぽどの事でない限りはキツく言う必要は無いです。

「申し訳ないですけど、この仕事は、こうしてくれませんか?」ってお願いする感じで。

理由を求められたら「うちは、ずっとこのやり方なんですけど、もしかして、もっと良い方法知ってるんですか?」

このように切り返す事も1つのテクニックです。

「このやり方で、ずっとやってるんで」と突き放すのは簡単。

だけど、それでは相手の気分を損ねるだけ。

もし短時間になったり経費が削減できるやり方だったら、会社の利益を増やすチャンスをアナタがぶち壊した事になりますよ。

逆に業務効率の改善に繋がれば、あなたの功績にもなります。

※部下の実績を奪わないように。これだけは注意。

使えない年上部下が来た場合

淡々と使えない事実を記録して、貯めておきましょう。

あなたに人事権があるのなら、試用期間中にクビにしてしまいましょう。

解雇に対する刑事罰って大した事がないんで、よっぽどでないと引っ掛かりません。

あとは不当解雇だと騒がれた場合の対処です。

その為に証拠だけは掴んでおきましょうって事です。

追伸

こじれるのが嫌だから。波風立てるのが嫌だから・・・という理由で、放置する人が居ますが間違いです。

ストレスを抱えたまま仕事をする方が会社にとってもアナタにとっても、他の部下にとっても最悪です。

会社に所属するという事は、一定のルールやマナーの下で仕事しなきゃいけません。

SNSとかで悪評を言われても大丈夫。事実無根なら偽計業務妨害や会社に対する名誉棄損で訴える事が出来ます。

波風を立てないから、アホが調子乗るんです。